おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】別府温泉 野口温泉~街中に現れる市民憩いの共同浴場

とある春の日曜日、午前10時頃に別府市の野口温泉を利用しました。

今回は野口温泉の近所で用事があり、そのまま歩いて向かいましたが、野口温泉に駐車場はありません。街中を歩いているとひょこっと現れます。共同浴場「野口温泉」は別府の街並みに馴染んでいます。

私もマイ桶の中にシャンプや石鹸、タオルやらを詰め込んで、野口温泉まで歩きましたが、別府市民の仲間入りできたかのような気分になり、その歩く道中も楽しかったです。2階は公民館になっています。

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中に入ると右側に受付があり、そちらで料金を支払います。別府八湯温泉道のスタンプも受付にて対応してくれます。正面に脱衣所への分岐がありその中央に温泉分析表が掲示されていました。脱衣室と浴室はサッシにより間地切られています。

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十分にかけ湯を行い入浴します。浴槽に入る時に、縁が他の共同風呂に比べて少し高め?と感じました。周囲の縁を少し高めに設定することにより、浴槽の深さを確保されたのでしょう。 

湯の温度は別府クオリティの設定です。「熱い」「熱くない」の際どい部分を保っており、私にとっては適温で心地良いものでした。

温泉は少し緑の入った単純温泉です。朝の眩しい日差しがグリーンな湯に美しく反射しています。単純温泉ですが、ナトリウムイオンと塩化物イオンが多めに入っていましたので、塩化物泉に近い単純温泉ってところでしょうか。pH値も高めの弱アルカリ性、メタケイ酸も多めの美人の湯です。別府市内のほとんどの温泉はメタケイ酸が豊富に含まれています。よって湯上り後のサラサラ感も、もれなくオマケでついてきます。

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浴槽の縁に頭を置いて、天井を仰ぎ見ます。野口温泉は天井も高めで開放感があり、疲弊した心をスカーッと解き放ってくれるようです。年季の入った建物ですが、その「時間が経つことにより熟成される雰囲気」が良い味を出しており、温泉の湯と共に温かく包み込んでくれるようでした。

別府市民の方々にとっては日常の野口温泉も、私にとってはわくわくのお楽しみ&癒しスポットです。別府の共同風呂、その歴史の一部を感じながらゆったりと朝風呂を楽しみました。

そして帰りは身体をほかほかさせながら、桶を抱えて車まで戻るのでした。

足が軽い!やっぱり温泉は良いですね~

 

概要

施設:野口温泉

住所:大分県別府市野口元町4−25

泉質:単純温泉

pH値:7.6

 

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2017.04入浴

 

 

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