おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】明礬温泉 奥みょうばん山荘〜安らぎを追及した明礬の秘湯

別府市にある八つの温泉地「別府八湯」、その中で最も標高が高いところに位置する温泉地「明礬温泉」は硫黄泉、酸性泉の温泉として有名です。今回は明礬温泉の中でさらに高い場所に位置する話題の温泉についてご紹介します。

 

 奥みょうばん山荘

国道500号線をず~っと登ります。明礬温泉の旅館群を通過し、大きなカーブを2〜3回程曲がったあたりで交差点を左に曲がります。看板が道路脇にありますが道路が曲がりくねっている為、見落としがちです。クレー射撃場まで行ってしまったらそれは行き過ぎです。事前に地図の確認を行っても、私は行き過ぎてしまいました。

左折するとまたさらに登りが続きます。3分程進むと看板と駐車場が見えてきます。道が細過ぎて心配になりますが安心して下さい、道は続いています。

f:id:Kazdorado:20161005201727j:image

温泉は全て貸切湯で1人500円になります。浴室は3室しかありません。客が多い時は車で順番待ちの日もあるそうです。子どもはオムツがハズれることが絶対条件です。これは施設から指摘されるのではなく、こちらのマナーの問題です。

 

入室すると、湯は透明?いや、下に白い結晶が沈殿しています。そこで室内に設置されている混ぜ棒で湯をかき混ぜるとブワッと白い結晶が湯の中で舞い上がります。

これはもしかして「湯の花」か!?

私が入浴した浴室は一番狭いところだった様ですが、足が伸ばせて、肩まで漬かれて、湯は最上級、文句無し、大絶賛の温泉だと感じました。それでも店主に「狭いところですみません」と気にかけて頂き、来店した客に可能な限り安らぎとくつろぎを提供したいと願う、店主の温かさが感じられました。

f:id:Kazdorado:20161005201807j:image

硫黄の力は凄いです。香りはもちろん、入浴後は肌もスベスベ、湯の温度は熱くなく適温でしたが「あ〜入った〜」と実感できる温泉でした。それだけ成分が濃いってことでしょう。

 

卵も頂きました。卵は綺麗な褐色、温泉の風味が染み込んでいます。半分をそのまま、半分を塩で食べましたがどちらも美味かったです。最大15時間は蒸しているとのこと。オススメの一品です。

 f:id:Kazdorado:20161005222334j:image

受付で湯の花も売っています。別府八湯温泉道にも指定されています。敷地内には建設中の浴槽がありましたが、工事はストップしているようでした。店主は自分の理想とする温泉施設をつくる為、日々試行錯誤を重ね、温泉と真摯に向き合っているようです。この浴槽もその顕れなのでしょう。今後どの様に発展していくのか、私も凄く楽しみです。

 

概要

温泉:別府湯山 湯けむりの隠れ里

        奥みょうばん山荘

住所:大分県別府市湯山1組

(別府駅より車で約30分)

料金:1人500円(貸切湯)

定休日:平日にあたる水曜日

外来入浴時間:10時〜20時

泉質:硫黄泉

 

▼公式HPはこちら

http://okumyouban.kakurezato.com/

 

↓硫黄泉についてはこちら

硫黄泉 - 下山後の温泉

 

 2016.10入浴

スポンサーリンク