こちらの割引券に凄くお世話になっています。
今回入浴した湯は別府市「おやど湯の丘」です。やまなみハイウエイ沿い、海地獄と別府ICの間に建っています。鉄輪温泉や明礬温泉へも近い為、観光の拠点として利用しても良いと思います。外観は平屋建ての喫茶店風に見えますが、敷地内は高低差があり、建物は下に長く続いています。駐車場も道路から下の位置にあります。駐車場に近接された煙突からは勢いよく湯気が立ち昇っており、周囲は硫黄の香りが充満していました。
玄関を入るとまずは階段を下り、その先に受付があります。当日は雨が降っており寒かったので、内湯を選択しました。受付向かって左側にて靴を脱ぎスリッパに履き替え、通路を下り内湯へ向かいます。廊下やホールは木造の美しい構造を魅せる内装となっており、趣があり、木の温かみに満ちた建物です。
脱衣室、浴室に入りまずビックリするのがその広さ、そしてジャグジーの勢いの強さです。とにかく激しく泡が沸き上がっていました。
この様な演出を見せられてしまっては気持ちを抑えることはできません。服を脱ぎ捨ていざ入浴です。肩まで浸かると冷えた身体に湯が染み込みます。やはり冬は温泉が良いですね!
浴槽に立って足元の違和感に驚いてしまいました。泡で底は全く見えませんが、浴槽の底には那智石と呼ばれる石が敷き詰められていました。この石が良い具合に足ツボを刺激してきます。最初は歩く度に痛みを感じていましたが、次第に心地よくなってきます。娘は浴槽の底の石を拾うのに夢中で、自分でも意識せずにしっかりと肩まで浸かってくれたので有り難かったです。
湯はほのかに硫黄の香りがするような気がしました(湯に入る前に硫黄の香りを嗅いだので、鼻に香りが残っていただけかもしれません)。そして適温です。湯と泡が勢い良く刺激し身体を押し上げます。浴槽の縁に頭を乗せ、身体の力を抜くと自然と浮遊浴の体勢です。ゆったり湯に浮かび、ゆら~りゆらりと至福のひと時を過ごせました。
貸切風呂は5種類あり、内湯が2室、露天が3室あります。露天風呂の浴槽は名工がつくられたそうです。今回は娘の湯冷めが心配だったので露天は選択しませんでしたが、次回は是非利用したいです。また訪れる楽しみができました。
概要
施設:おやど湯の丘
泉質:単純温泉
pH値:7.49
料金:1500円
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2016.12入浴