おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】浜脇温泉 祇園温泉〜川辺に根付いた住民憩いの共同風呂

とある雨の日曜日、朝8時過ぎに浜脇温泉エリアの共同風呂「祇園温泉」に行きました。

道は少し迷いました。別府市の錦栄温泉からずっと山へ向かい、橋を渡ります。さらに道を進むと壁面小さなに看板がありますので、そちらを左折、100m程進むと左手に祇園温泉が現れます。駐車場は道路に面してスペースが確保されていますが、あまり広いとは言えませんので、大きい自動車の場合は道路にはみ出してしまう場合もあります。

別府八湯温泉道巡りは、迷いながらも辿り着く、その様な道程も醍醐味のひとつです。まさかここに温泉が!?と言うところに施設は建っています。

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入口は男女別にありますが、中の番台前で繋がっています。番台部分のBoxに料金の100円を投入し中へ進むと脱衣室と浴室です。タイル張りの美しい浴槽にお湯がたっぷり注がれています。若干緑っぽく感じましたが、看板に「配管工事の関係でお湯が濁る場合があります」と記載がありましたので、その影響かもしれません。また、地元の方に聞いた話ですが、別府では大雨が降った日は温泉が濁ると聞いたこともあります。温泉は生き物ですね。

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脱衣室には木製のロッカーと年期の入ったあの体重計が設置されていました。上部には扇風機が取り付けられており、優しい風が肌を撫でていきます。さて、服をロッカーに収め、十分に掛け湯を行い、いざ入浴!

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ん〜適温♪ 湯が眠った身体を起こしている様な感じです。奥を覗くと源泉が溜まった浴槽がありました。この赤い栓を抜くと熱湯が浴槽に流れてくる仕組みです。こちらの温泉の源泉温度は約64度ですので、この熱湯は源泉で間違いないと思います。赤の栓を抜いて湯に浸かると「あ〜キタキタキタ♪」と熱湯が勢い良く浴槽を支配していきます。この感覚、あつ湯好きには堪らないでしょう。私はどちらかというとぬる湯派ですが、あつ湯も好きになりつつあります。別府クオリティの温泉に入り続けている影響かもしれません。

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人が熱い熱いと騒いでいる横で、浴槽の縁に頭を乗せ、平然と浮遊浴を楽しむのが最近結構面白くてハマっています。先日も竹瓦温泉で観光客が熱いと騒いでいて面白かったです。竹瓦温泉はまた後日記事にします。

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湯は肌に優しい単純温泉ですが、こちらの温泉にも別府名物メタケイ酸が100mg以上含まれていましたので、美肌効果がありそうです。湯上り後の肌に纏わりつくサラサラ感は癖になります。単純温泉と言っても、こちらの温泉は溶存物質から見ると一般の入浴剤の5倍以上の濃さがあります。単純温泉も素晴らしい泉質の1つです。毎日入浴するならこの様な温泉が良いですね。

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概要

施設名:祇園温泉

住所:大分県別府市朝見3丁目9-5

泉質:単純温泉

pH値:7.4

メタケイ酸:159.0mg

 

▽泉質はこちら

kazdorado.hatenadiary.com

 

 

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2016.06入浴

 

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