ジメジメ蒸し暑く、朝からべっとりとした汗が不快と感じる様な日が続いています。この様な日は、いつも以上に温泉が恋しくなり、四六時中温泉のことを考えています。
頭に浮かんでくる温泉をつらつらと書き留めていきますと、行きたい温泉が出てくる出てくる。せっかくなので、簡単にまとめてみました。
ジメジメした時期に浸かりたい温泉
スポンサーリンク
1.汗疹予防の為に、酸性の温泉でサッパリ
夏は汗疹が不快です。不快で不快で仕方がない。また子ども達の身体も気になります。この様な時は酸性泉に限ります。
塚原温泉「火口乃泉」は、日本第二位の強さを誇る酸性泉です。汗かきな私は、自分の肌の状態が気になる時は、こちらの温泉に一人で通っています。また湿疹が出始めた我が子を連れて行ったこともありますが、その湿疹は入浴するとすぐに消滅してしまい、泉質の強さに驚いたものでした。
しかし目に入ると沁みる為、子どもを入浴させる際は、少し神経を使います。塚原温泉は、強すぎる為シャンプーの泡が立たない点も難しい。温泉が素晴らし過ぎて、逆に利用を考える結果になるとは、また面白いお話しです。
それでもやはり塚原温泉「火口乃泉」の選択肢は変わらない。子どもの身体に汗疹の兆候が現れましたら、現地で購入した「源泉スプレー」を自宅で使います。患部に直接吹きかける事ができますし、額に汗疹が出た場合はガーゼ等を湿らせて、間接的に吹きかけています。
湯上り後もサッパリしますし、ジメジメした時期は、酸性泉が本当に有り難い。湯あたりしやすいことなど、温泉の特徴を把握して入浴すれば、夏を乗り越える為の力になってくれる大変嬉しい温泉です。
塚原温泉「火口乃泉」
大分県では、他にも下記の酸性泉もオススメですよ。
明礬温泉「みどり荘」
明礬温泉「湯元屋旅館」
明礬温泉「湯の里」
2.ぬるい温泉で涼を纏ってサッパリ
大分県でぬる湯と言えば、炭酸泉(二酸化炭素泉)でしょう。特に筌ノ口温泉「山里の湯」、七里田温泉「下湯」、長湯温泉「ラムネ温泉館」の3施設は、大分県三大炭酸泉と(私が勝手に)呼ばれており、入浴すると身体はサイダーの様に沢山の気泡で包まれます。炭酸の特性上、温泉は高温ではありません。山里の湯が38度、七里田温泉下湯が36度、ラムネ温泉館が32度程度となっています。
ちなみに今年の私は、ラムネ温泉館に3回、山里の湯に1回入浴しています。血行促進効果で身体にも良く、肌の調子も整えてくれます。気体の温泉ですので、身体から蒸発する時に、少し熱を奪ってくれるのか、入浴後もしばらくサッパリ感が続く点も嬉しいです。
何より子どもが喜びます。通常の温泉であれば、子どもに「ここの温泉は凄いよ」と説明しても分からないものですが、目に見えて体感できる温泉は、それだけで子どもは特別感を感じます。最近では、子ども達からのリクエストに応えるかたちでラムネ温泉館に向かっています。
ちなみに、長女に「ラムネ温泉館と山里の湯、どっちが好き?」聞いてみましたら、「選べない」とのことでした。どちらも好きな様子でした。
筌ノ口温泉「山里の湯」
七里田温泉「下湯」
長湯温泉「ラムネ温泉館」
長湯温泉「万象の湯」
炭酸泉でなくても、ぬるい温泉は沢山あります。下記の温泉もお勧めですよ。
壁湯温泉「福元屋」
長湯温泉「ガニ湯」
七福温泉「宇戸の庄」
3.キンキンに冷やして身体がサッパリ
温泉法上は、25度以上で「温泉」、25度未満で「冷鉱泉」と分類されます。やはり、直接身体を冷やす冷鉱泉は、夏に嬉しい温泉です。そして面白いことに、大分県には個性的な冷鉱泉が沢山揃っています。
濃すぎる硫黄泉と二酸化炭素泉の要素を持った「赤川荘」、赤茶色の二酸化炭素泉「俵屋旅館」、キンキンに冷たすぎて30秒も浸かれない「黒嶽荘」、名前から寒い「寒の地獄旅館」。
入浴後は、身体に涼を纏うことができる温泉です。しかし、寒の地獄温泉は本当に辛かったし面白かった。何のために浸かるのか、何が目的なのか、入浴の果てに何があるのか、自問自答を繰り返す境地に陥るほど。あの冷鉱泉に約20分浸かれたことは、少し自信になったのではないでしょうか。笑
赤川温泉「赤川荘」
鷺来ヶ迫温泉「俵屋旅館」
庄内温泉「黒嶽荘」
寒の地獄温泉「寒の地獄旅館」
その他
汗疹予防ができて、涼でサッパリできる温泉があれば嬉しいですよね。その様な場合はこちらの温泉をご紹介します。
星生温泉「山恵の湯」
敷地内には、なんと異なる泉質の温泉が4種類も存在しています。その中に「酸性泉」と「冷鉱泉」がある為、1つの施設で汗疹予防を行い、涼を纏うことができるのです。贅沢に感じる温泉です。九重山の登山口付近にありますので、下山後に立ち寄られる方も多いですよ。
まとめ
やはりこの様な時期は温泉に限ります。今回は私がブログで書いたことのある大分県の温泉を対象としましたが、「酸性泉」「ぬる湯」「冷鉱泉」はもちろん大分県外にも存在します。宮崎県のあの酸性泉や二酸化炭素泉、鹿児島県のあの温泉に、佐賀県の放射能泉・・・。
日常とは少し異なる環境で温泉に入り、心も身体もスッキリ整えて、日々を過ごして行きましょう。
スポンサーリンク