おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【大分市】新川天然温泉Sama Sama~塩⁉︎驚きの濃さと真夜中の露天

とある夜の話。仕事帰りに買い出しで大分市内新川のドンキに行き、そのついでに併設されている温泉施設で入浴しました。心の中では「買い出し」がついで、メインは「入浴」のつもりです。

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前々から気にはなっていましたが、ここに3歳の娘を連れていくことはまだ迷惑かかるし早いかな~ということでなかなか縁がありませんでした。今回は一人だったのでまさにチャンスです♪

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ドンキで急ぎ用事を済ませ、サマサマの自動ドアをくぐります。靴を下足入れに押し込み券売機で券を購入。バリ風に統一された内装、シンプルな外観がお洒落です。

受付を済ませ浴室へ向かいます。その途中に温泉分析表を発見。取り急ぎ泉質名を確認し湯へ向かいます。源泉かけ流しを確認でき期待値が上がります。

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上の分析表はH15のもの。H25に更新されたものが下に紙で掲示されていました。3種類の泉質がある様です。ちなみに温泉分析書は10年毎に更新が必要です。そして温泉施設は必ず掲示する義務がありますが、費用が10万円程度と結構高額です。掲示されている分析書で昔のものが多く感じられるのはその影響もあります。

夜23時を過ぎ、利用者は少ないですがなかなか人が絶えません。男性が、特に仕事帰りの男性が多いなぁ~って思っていたら男子脱衣所にいるから当然か!と一人ツッコミ。夜中になると私はテンションが可笑しくなります。疲れていましたし笑

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いざ、入浴!

サマサマには内湯と露天風呂が用意されています。またバリエーションも豊富で様々な種類のジェットバスもあります。内湯は白を基調とした南国風な内装で天井も一番高いところで4m以上ありそうです。

湯は「ガッツリ塩化物泉系」と「黄色いモール泉系」の2種類ある様です。モール泉とは正式な泉質名ではありませんが太古の植物性の化石等が混ざった温泉の事を示します。色があり、ヌルっとした感触が特徴です。

一通りのジェットバスを堪能し、激しくほぐされ、脱力した状態で外へ出ます。

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外のエリアに行きました。中と同じ湯かと思いましたが、微妙に違うことに気づきました。

「あれ?中より濃いな~ってか傷に染みる!え?塩?」

湯口の湯を手ですくってテイスティングをします。美味しくて良い塩加減です。温泉にしては結構濃い。湯の花も沈殿しています。入浴後に改めて分析表を見て納得しました。Na+が5,470.0mg、Cl-が11,400.0mgとなっていました。大分県でもトップレベルの濃いナトリウム-塩化物泉ではないでしょうか。美肌効果もある塩化物泉です。塩が発散を防ぐ為保湿効果があります。冬には最適な温泉です。

そして気になったのがSGEという風呂。天然鉱石SGEは大崩山の付近で採取できる類まれな岩石らしく、希少ミネラル類や微量金属元素を豊富に含み、強力な遠赤外線を始め、放射性エネルギーやマイナスイオンを発生させるそうです。泉質ではなく浴槽から刺激を与えるって発想が面白いですね。ちなみに大崩山(オオクエヤマ)は大分県と宮崎県の県境にある山群の一部。登るのが困難で九州中でトップを争うくらい険しい山、秘境です。花崗岩の岩が美しい山です。

 

夜空を見上げながらの一人の入浴は久々な気がします。流れる雲、その上に輝く星々が見えました。大分市内でも星は見えます。浴槽の広さも重なり露天の開放感が凄く心地良かったです。

 

【概要】

温泉:新川天然温泉サマサマ

住所:大分県大分市大字勢家1137番地

料金:会員500円/家族風呂2,200円(60分)

   一般600円/家族風呂2,500円(60分)

泉質:ナトリウム-塩化物泉

pH値:7.9(弱アルカリ性)

営業時間:10時~25時

 

▼泉質はコチラ

塩化物泉 - 下山後の温泉

▼HPはこちら

www.spa-samasama.com

2016.11入浴

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