おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【竹田市】長湯温泉 御前湯~悠久の時を刻み続けるシンボル的温泉館

とある春の日曜日、重曹泉のエグ味が恋しくなったので、朝から湯を求めて長湯温泉へ行ってきました。

朝6時、店員さんが玄関を解錠してくれて、御前湯の1日が始まります。券売機で券を買い、受付を済ませ、急いで浴室に向かいます。当日は男湯が1階、女湯が3階となっていました。

とりあえず浴室を覗くと、土と金属っぽい感じの湯が浴槽にたっぷり注がれており、準備は万全なようです。急いで写真を撮り、十分にかけ湯を行い一番風呂を頂きます。

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そうそう、この感じ!堪りません!適温の湯が身体にジワジワ染みてきて、眠っていた身体を起こしていきます。

メインの浴槽は結構深め、浴槽の底までは3段となっており、半身浴や肩までなどお好みの深さで入浴を楽しめます。湯口のところにはコップが用意されており自由に飲む事が可能です。試しに飲んでみましたが、相変わらず不味いです。この独特の味がまた良いですね〜

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朝一番風呂の注意事項として、とにかく水分補給を行うことが大切です。入浴前にコップ一杯で構いません。寝起きの身体は血液がドロドロの状態です。そして念入りなかけ湯、半身浴などを行い、湯に身体を慣らしながら入浴を行いましょう。水分補給の点で御前湯は、玄関・浴室で源泉を飲むことができますので、一石二鳥ですね。

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長湯温泉のお湯は「飲んで効き 長湯して利く長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」と謳われる程効果が良いと言われています。また日本で初の「源泉かけ流し宣言」を行ったことでも有名です。ほとんどの施設が源泉かけ流しの状態で提供されており、(一部自分で加水を行う施設もあり)そのシンボルとなる施設がこの「御前湯」です。「御前湯」の歴史は古く、開設は1781年と江戸時代にまで遡ります。現在の西洋風の建物が完成したのは平成10年とのことです。

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炭酸泉が入浴効果を高めることに着目し、人工的に炭酸泉を作り上げたのが「花王のバブ」です。長湯温泉の炭酸泉はバブの7倍以上の濃度があると言われています。(温泉マイスターの長湯温泉カルテ情報)

例え泉質名に「炭酸泉」や「二酸化炭素泉」の表記が見当たらなくても、該当する成分の含有量は他の温泉地よりもかなり多めです。よってある程度の効果はあると判断しても良いと思います。

また温泉を楽しむ上で大切なことですが、「効果がある!!」と思いながら入浴することが一番大切です。プラシーボ効果と言いますが、「効果がある」と思いながら入浴すると脳の働きにより、実際の効果の現れが大きいそうです。

これは私の考えですが、そもそも「温泉」とは地球という私たちが想像もできないほどの巨大な力の恵みが、温水となって地表に現れたものです。パワーストンの様に不思議な力があっても可笑しくはないと思います。効果があると思って入浴した方が楽しいですし、実際に効果が現れたら儲けものです。その方が浪漫があって楽しいです。

私は「楽しい」を優先したいので、否定的なことは敢えて考えない様にしています。

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湯から上がると、大分明るくなっていました。

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玄関では湯を飲む事ができます。

概要

施設:長湯温泉療養文化館 御前湯

住所:大分県竹田市直入町長湯7962-1

泉質:マグネシウム・ナトリウム―炭酸水素塩泉

pH値:6.9

料金:大人500円

営業時間:朝6時~夜9時

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ドイツ風の面白い外観です。長湯温泉のシンボル的温泉、安定した心地良さがありました。

 

▽過去記事はこちら

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2017.03入浴

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