おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【由布市】湯平温泉 砂湯温泉&銀の湯~身体を包む熱い刺激!風情を感じる温泉地

とある晴れた休日の朝早く、湯平温泉を利用しました。

大分市内の私の自宅からは、早朝の時間帯であれば約40分もあれば到着します。国道210号線由布院方面へ向かいますが、道はカーブが多い上スピードを出し過ぎている自動車が多い為、運転は注意が必要です。

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朝5時20分に出発、5時55分には到着しました。久々の湯平温泉です。石畳を登りながら温泉を目指します。銀の湯を通過し、その日の気分で決めた砂湯温泉へ向かいます。両脇の宿の奥には灯りがついており、お客様の為の朝食を準備している様子がチラチラ見えました。しばらく進み何の変哲もない電柱が目印の曲がり角を川の方へ曲がります。すると換気口から湯気が立ち上っている砂湯温泉が見えてきました。相変わらずこのロケーションは素晴らしい。ワクワクしながら温泉へ向かいます。料金を投入し、照明を自分でつけて入室、いざ入浴です。

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砂湯温泉の名称の由来は、昔の浴槽は川より低い位置にあり、その影響で浴槽の底から砂が噴き出していた為と言われています。決して鹿児島県の指宿や別府&亀川温泉などの「砂に包まれる砂湯」ではありませんので、ご注意下さい。(良く間違える方がおり、某キュレーションサイトでも湯平温泉の砂湯を後者の砂湯として紹介しており、驚いたものです。)

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その日一番の温泉は若干熱め、十分にかけ湯を繰り返し、身体を湯に慣らします。

まずは腰まで浸かり半身浴を行います。すぐにでも肩まで浸かりたい欲求が襲ってきますが、私の身体は急な温度変化が苦手なようなので、じわじわとゆっくり沈みます。

肩まで浸かると心地良い熱さが身体をチクチク刺してきます。指と指の間などに温泉が染み渡って行く感じが、特に印象に残っています。

「あ~この感覚久々や!湯平の温泉や!」と、久々の感覚に笑いが込み上げてきます。私の湯平温泉の過去ブログを読み返してみても大体熱さに関する同じような内容が書かれていますので、それが私が感じた湯平温泉の特徴なのかもしれません。それでも湯平温泉は昔に比べて随分温度が低くなったと言われており、私もそう感じている人間のひとりです。それは加水措置など管理を適切に行い入浴しやすくなった言い換えることもできますので、利用者にとっては良いことだと思います。私は「泉質重視な人間も、浸かることができなければ意味がない」と考えています。

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湯平温泉、川の轟音は非日常感が漂っており、本当に落ち着く温泉街です。花合野川に沿って立ち並ぶ旅館、石畳みの坂、そして5つの共同風呂。湯治として宿泊した方はこの足場の悪い坂を行き来して温泉を目指します。それが知らず知らずのうちに運動になるという湯治場の隠れたアイデアです。

 

久々の湯平温泉が私のツボに入ったようで、次の日の早朝も利用しました。

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銀の湯は下から2番目の位置にあり、行きやすい&立ち寄りやすい共同風呂です。浴槽も先日の砂湯温泉に比べて広め、脱衣室と浴室も区切られています。泉質は塩化物泉寄りの単純泉です。私は小学生の頃に逆上せて脱衣室に全裸で寝かせられていた苦い思い出があります。あれが初の湯平、初の銀の湯でした。そうです、昔は本当に熱かったのです。f:id:Kazdorado:20171011103036j:plain

概要1

施設:湯平温泉共同風呂 砂湯温泉

泉質:ナトリウム-塩化物泉

pH値:8.4

メタケイ酸:178.0mg

 

概要2

施設:湯平温泉共同風呂 銀の湯

泉質:アルカリ性単純温泉

pH値:8.8

メタケイ酸:75.6mg

 

▽泉質はこちら

kazdorado.hatenadiary.com

kazdorado.hatenadiary.com

 

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▽湯平温泉の過去ブログはこちら

【由布市】湯平温泉 銀の湯~日常から隔離された静かな癒しの温泉郷 - 下山後の温泉

【由布市】湯平温泉 砂湯温泉〜激流を感じる癒しの秘湯 - 下山後の温泉

【由布市】湯平温泉 中の湯〜冬は湯平!染みる熱さが心地良い - 下山後の温泉

【由布市】湯平温泉 橋本温泉~あつ湯とぬる湯の2つの浴槽!立ち寄りやすい共同風呂 - 下山後の温泉

【由布市】湯平温泉 金の湯〜温泉愛好家に人気の共同浴場 - 下山後の温泉

結局どれも似た様な事を書いている気がします。

 

▽こちらは私が好きな旅館です。

【由布市】湯平温泉 志美津〜洗練された接客と度肝を抜く洞窟風呂 - 下山後の温泉

ちなみに砂湯温泉と旅館志美津は九州温泉道の施設です。

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2017.10入浴

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