毎週恒例になりつつある朝活、今回は別府市の堀田温泉を利用しました。
別府ICに近く、観光で立ち寄るには便利の良い場所にある堀田温泉、今回こちらの施設を選んだポイントは2つあります。
①早朝利用可能(6時30分頃)
②硫黄の香りに包まれたい。
硫黄の香り(硫化水素の香り)と言えば、当然ですが硫黄泉の温泉に入浴するべきです。しかし、早朝に利用できる白濁の硫黄泉を楽しめる温泉施設は、私が知っている限りありません。硫黄泉はどこにでも在りそうで、実際は限られた地域にしかありません。
(大分県内で、朝6~7時頃から利用できる硫黄泉を知っている方がいましたら、是非教えて下さい。)
堀田温泉は白濁ではなく、硫黄泉でもありません。しかし、香りがある温泉に早朝から利用できるなど、十分贅沢だと言えるでしょう。朝6時頃に自宅を出発し、山を越えて別府に向かうのでした。
スポンサーリンク
さて、堀田温泉とは、別府市内に八つある温泉地の名称でもあります。堀田温泉の総本山とも呼べるべき温泉施設が今回利用した「市営 堀田温泉」です。また、別府初バリアフリー設計の市営温泉という点も注目すべきポイントです。
うっすらと明るくなってきた6時30分過ぎに堀田温泉に到着しました。自動車から出ると硫化水素を帯びた噴気の香りがムワっと押し寄せてきます。この香りに会いたかったと心が躍ります。
受付にて料金を支払い、温泉道のスタンプも貰います。料金は大人210円と格安です。コインロッカーも設置されていますので、貴重品は迷わず利用することをお勧めします。他の共同風呂と同じように、アメニティはありませんので持参しましょう。
浴室は内湯と露天風呂があり、温度は内湯の方が熱めでした。と言っても加水により調節されていますので、激アツではなく万人受けするような優しい温度です。泉質は肌に優しい「単純温泉」ですが、湯船の中は白い無数の湯の花が雪の様に踊っています。
堀田温泉の湯船の中で一番の特等席だと感じる場所は、内湯・露天風呂共に湯口の横です。硫化水素の香りが一番感じられる場所です。口に含むと硫黄の苦味を少し感じます。
堀田温泉は、他の共同浴場とは違い、洗い場が配置されていますので、床に座る行為を行う必要はありません。観光客の方などが利用しやすい点だと思います。
温泉から上がり待合室に入ると、本日生まれたての太陽が産声と言わんばかりに、力強い真っ赤な日差しを放っているところでした。その日は凄く天気が良く、熱い一日になりました。
夕方頃をピークに日中は人が多い温泉も、朝は人が少なくのんびり楽しめます。何度か別府市内の共同風呂を早朝に利用して感じましたが、別府市内では朝風呂を利用する方が比較的多い傾向にあるようです。
温泉に浸かれば、体温も上昇して健康に良いと言われています。大分県民の平均寿命が全国でも上位にあるのは、もしかすると温泉が関係しているのかもしれませんね。
<堀田温泉の基本情報>
電話番号:0977-24-9418
アクセス:別府ICより自動車で約3分
泉質:単純温泉
pH値:6.3
メタケイ酸:112.8mg
▽泉質はこちら
▽過去記事はこちら
すぐ近くには貸切風呂に特化した、白糸の滝温泉があります。
スポンサーリンク
2018.03入浴