とある晴れた休日に、大分県竹田市にある「宮城温泉 出会いの湯」を利用しました。
竹田市の急カーブが続く山道を進むと、小川のほとりに静かに建っています。随所に案内板が立っていますので、それを目印に進むと良いでしょう。周囲は田畑が広がっており、外観はその風景に溶け込んでいます。その佇まいが素敵すぎます。
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今回は「奥豊後温泉郷」のスタンプラリーで立ち寄ることを決めましたが、竹田市にこの様に趣きのある温泉があったのか!?と、一目見て驚き喜びました。大分県は広いです。
初めての温泉を利用する時は、これから楽しめるであろう温泉を想像し、いつもワクワクします。名湯との出会い。素敵空間との出会い。人との出会い。ここの温泉施設の名称は「出会いの湯」です。なんだか期待できそうな予感がします!
自動車を止め、玄関を入ります。右側に番台があり、左側は休憩スペースです。玄関入って目の前が浴室。休憩スペースの奥は、少し広めの室がありました。建物外には「カフェ」の表記もありましたが、次回利用するときは確認してみましょう。
なお、2018年6月に営業時間の変更があり、冊子の情報が古くなっていますのでご注意ください。
浴室には2つの浴槽があり、小さい方は水風呂仕様となっています。しかし、大きい方の浴槽のお湯も流れ込んでくるため、冷たすぎない水風呂です。身体に負担なく冷水に浸かれる点がポイントです。
泉質は、肌に優しい「単純温泉」です。しかし白い湯の華が舞っていた為、硫黄泉系の成分も多めに含まれているのかもしれません。こちらの温泉は、美肌効果があると評判らしく、わざわざ熊本県から通う方もいるそうです。
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窓を開け放つと、田園風景が広がっています。「ふるさとの温泉」という言葉が似あいます。湯口は熱いですが、メインの浴槽もぬるく維持されていました。ぬる湯なので、長時間入浴することも可能です。とても優しい、入浴するとほっこりする温泉です。
夏の日差しが強い為、室内は影がより強調されて、少し暗く感じます。それがまた雰囲気がありグッときます。今回の撮影は、フラッシュを使用すると中の様子もはっきり撮れたと思いますが、実は小さな浴槽の方に、地元の方が入浴していた為、フラッシュは控えました。もちろん施設の方と私以外の入浴者に許可を頂き撮影しています。
外の蛇口で温泉が飲めるというお話を聞き、湯上り後に味わってみました。口に含むと鼻に抜ける硫化水素の香りがありました。やはり硫黄泉に近い単純温泉かもしれません。
「宮城温泉 出会いの湯」は、小規模なですが、とても居心地の良い温泉施設でした。心が和む、癒される空間です。もちろん温泉も素晴らしかった。地元の方々の憩いの場にもなっており、人が集まれば楽しい会話が始まります。この様な素敵な温泉は、いつまでも長く続いて欲しいと感じます。
出会いの湯のファンになってしまいました。次はいつ行こうかな。
宮城温泉 出会いの湯の基本情報
電話番号:0974-66-3000
泉質:単純温泉
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2018.08入浴