とある平日の仕事終わりに、錦温泉を利用しました。大分市錦町に位置する温泉です。大分駅北口正面の東西に走る道路を東へ進み、大分川を渡る手前にあるセブンイレブンの交差点を左折、そのまま狭い路地を進むと到着します。道路に面して駐車スペースも確保されています。
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長い歴史がある温泉ですが、外観・内装共に真新しさが感じられます。約10年前に改修したとお話を伺いました。
自動車を止め、玄関の暖簾をくぐります。下足入れに靴を収納し、突き当りの券売機で券を購入、番台へ提出します。今度は男湯の暖簾をくぐると無料で使用できる鍵付き木製ロッカーが設置されており、脱衣室と浴室の間のサッシは透明で、浴室の様子を確認することができます。
温泉分析表も脱衣室に掲示されています。泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」です。炭酸水素塩泉は美肌の湯、塩化物泉は保温保湿効果の湯、つまり「シャンプーinリンス」の様な、お得感のある温泉です。
服を脱ぎ浴室へ、十分にかけ湯を行い入浴します。浴槽は3つあり、「ぬる湯」「あつ湯」「水風呂」と区切られています。まずは身体を慣らす意味も込めて、ぬる湯に浸かります。温泉は茶色いモール泉です。pH値は8.4で、スベスベ具合も若干感じられます。あつ湯も程よい温度です。激熱!という訳ではありません。長くは浸かれませんが、私好みの温度です。
さて、次は水風呂です。ここの温泉の売りは、天然モール泉の他に、この水風呂と言っても良いでしょう。水風呂側の壁面には温冷交互浴の勧めが貼られており、1分ごとに8回繰り返すと良いと書かれています。そして浴槽の縁には、1分を計る水時計が用意されています。
「郷に入っては郷に従え」ではありませんが、せっかくなので、8回交互に繰り返す温冷交互浴に挑戦してみました。冷水は結構冷たい為、覚悟を持って入浴して下さい。最初は抵抗のあった水風呂も、交互に繰り返すことにより、身体が受け入れる様になります。水時計と睨めっこしながら、温と冷の交互の入浴は、単純作業の繰り返しという点が思った以上ににきつかったでが、着実に回数を重ね8回を達成しました。
身体はジンジンと心地良いです。おそらく血行が促進されているのでしょう。達成感も感じられます。「どう?凄いでしょ!」と言いたいところですが、当日は独泉だったので思っただけで済ませました。(人がいても言いませんが)
水風呂が苦手な方は、足のみの交互浴でも構いません。足は第二の心臓と呼ばれており、血液のポンプの役割を行う部位でもあります。8回の温冷交互浴を達成した影響かは不明ですが、当日は気分スッキリで、とても気持ち良く眠れました。
水風呂で終わらせても良かったですが、最後はやはり温泉を身体に纏って上がりたかったので、改めてあつ湯に浸かり、まったり過ごした後、湯から上がりました。
身体がぽかぽか心地良い。錦温泉をご利用の際は、是非温冷交互浴をお試し下さい。
錦温泉の基本情報
電話番号:097-532-0703
アクセス:JR大分駅より自動車で約5分
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
pH値:8.4
メタケイ酸:174mg
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2018.08入浴