4月6日に大分県別府市の観海寺温泉にある共同浴場「長命泉」を利用しました。当日は別府八湯温泉まつりの期間中であり、期間限定で入浴が無料で可能となっていました。普段は入浴できない共同浴場です。
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直前に同じ観海寺温泉にある「復興泉」に浸かっており、杉乃井ホテルの前を通過して、長命泉を目指しました。
当日は天気が良い温泉巡り日和。入浴直後の熱い身体で坂道を登っていると、次第に汗も吹き出します。タオル片手に目的地を目指しました。
杉乃井ホテルを過ぎて細い道をさらに入ると、見えてくるレトロな平屋建ての建物。正面には地獄蒸しの窯も設置されています。
ご丁寧に蒸し時間も掲示されていましたので、今後の参考の為に写真にて記録させて頂きました。
中に入ると、靴が一足ありましたので、既に利用者がいると判断しました。脱衣棚に向かいながら「こんにちはー」と声を掛けると「あーッ!!」という予想外の挨拶が返ってきました。
そして、私も「あーッ!!!」
二度あることは、三度あるものですね。
別府市内の共同浴場で、過去二回ご一緒した方と、まさかの三度目の遭遇をしてしまいました。詳細は下記記事をご参照ください。
別府市は日本以外からも観光客が訪れる大変懐が大きな都市です。しかし、同じ温泉を趣味とする仲間と出会えるため、小さくて狭い都市と感じています。滅多に入浴しないようなレアな長命泉で出会えるとは、前回以上に驚きました。
会話を交わしながら服を脱ぎ、早速温泉に入浴しました。こちらは硫化水素の香りが少し強めですが、邪魔になる程ではありません。むしろ私好みの温泉です。
温泉分析表は見当たりませんでしたが、「硫黄泉に近いかもしれない単純温泉」と推測しました。湯の花は舞っていませんでしたが、「向原温泉」や「堀田温泉」、そして竹田市の「出会いの湯」に近いものを感じました。気持ちの良い温泉です。※実際に温泉分析表を見ていないので、詳細は不明です。私個人の感想を書いています。
浴室内は、外観を見ていましたので大方予想はしていましたが、見事なレトロ具合でした。湯口の部分も、凄く年季が入っています。温度は適温でしたが、少し熱めであり私好みの温度でした。浴槽の中と外を行き来して、時間の許す限り温泉に浸かり、再会を果たした湯友と温泉話に花を咲かせました。
別府八湯温泉まつりでは、普段入浴できないような組合温泉に入浴できる点が、凄く嬉しいです。このお祭りのお陰で今まで知らなかった、入浴できなかった素晴らしい温泉に出会うことができました。
本当に、別府の温泉文化は奥が深い。
長命泉の基本情報
アクセス:大分自動車道「別府IC」より、自動車で約5分
(ただし駐車場はありません)
線質:単純温泉
(温泉分析表を確認していない為、推測となります)
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2019.04入浴