とある平日の朝早く、熊本県菊池市の温泉「薬師湯」に入浴しました。まずは薬師湯をご紹介する前に、この記事について軽く触れる必要があります。
薬師湯を利用した日は、4月15日の月曜日です。当日は出張で、朝早くから菊池市に用事がありました。よって、前回と同じように朝風呂を利用しようかと考えましたが、前日は登山大会があり、自分が想像していた以上に、疲労が抜けていない状態でした。
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熊本出張の為、朝4時に起床しましたが、この時初めて自分の疲労具合に気づきました。とにかく眠い!4時30分に自宅を出発し、途中に休憩を挟みながら7時30分に菊池市へ到着しました。
前日の登山で心はリフレッシュできていますが、身体の方は少し労わってあげる必要があります。早朝から利用できる菊池市付近のマイ温泉リストから、私が選んだ温泉は「薬師湯」でした。
薬師湯は、菊池市の中心部から程近い場所にあり、付近には九州八十八湯温泉道の清流荘もあります。薬師湯は小高い丘の上にあり、宿泊施設も兼ねている建物です。自動車を止め、温泉セットを小脇に抱えて、玄関へ向かいました。
中に入るとすぐに受付があります。料金を支払い、案内に従い浴室へ向かいました。その経路上には温泉分析表も掲示されています。気になるその泉質は「アルカリ性単純弱放射能泉」です。ここで遭遇した希少泉質に、まず眠気が吹っ飛びました。放射能泉は大分県には無い泉質で、私も数える程しか遭遇したことはありません。
逸る気持ちを抑えながら浴室へ行くと、美しい温泉が朝日に照らされて私を待っていました。湯温は適温だったと思いますが、別府の温泉祭りで熱い温泉に慣れしている私の身体には、少しぬるく感じました。
しかし、逆を返せば長湯に最適な温泉とも取れます。特に内湯にはジェットバスが付いています。私は時間の許す限り、身体の各部位に水流を当てて、身体を解しました。
露天風呂も少しだけ浸かりましたが、見事な景色が楽しめました。朝日差し込む素晴らしい空間です。
また、放射能泉は湯あたりしやすい泉質としても有名です。湯あたりは、温泉成分が身体の悪い部分に働きかけることによる現象の為、一概に悪いものとは言えませんが、気分が悪くなることは極力避けたいものです。しかし、薬師湯の温泉は弱放射能泉です。放射能泉は、含まれている含有量により2種類に分けることができますが、弱放射能泉であれば、身体に与える影響も微量なので、多少の長湯も身体に負荷なく楽しめるでしょう。
その他、薬師湯ではサウナや水風呂、電気風呂も用意されています。
可能な限りまったり過ごし、湯から出る頃には、すっかり気分爽快!身体も目覚め、清々しい気持ちで一日を過ごす事ができました。
また、身体が疲れていたからこそ薬師湯の温泉が身体に与えた癒しの影響に気づきやすかった部分もあると思います。身体の状態を整えてくれた薬師湯に感謝の気持ちが自然に湧きました。
(昔は多少の無茶も平気でしたが、私も若くないと言うことですね。次回からは月曜日の出張は極力避けるようにしようと、そっと誓うのでした。)
薬師湯の基本情報
電話番号:0968-24-6003
アクセス:九州自動車道「菊水IC」より、自動車で約50分
pH値:8.6
メタケイ酸:23.4mg
営業時間:7:00~22:00
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2019.04入浴