4月28日に霧島山に登り、下山後の温泉として「浜之市ふれあいセンター」に立ち寄り、横に併設されている温泉を利用しました。温泉施設の名称は「富の湯」とのこと。当日6湯目の温泉です。
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霧島山から南下し、とうとう錦江湾の側まで来ました。潮の香りを微かに感じます。桜島も随分近いです。浜之市ふれあいセンターは、市民の憩いの場となっており、富の湯も多くの地元の方が利用する温泉施設です。しかし、私が利用したときは、昼下がりの微妙な時間だったので、入浴者がほとんど居なくて、独泉状態で湯を楽しむことができました。施設担当者にお話しを伺うと、それはもう凄い混雑具合とのこと。今回はラッキーでした。
さて、こちらの温泉は「塩化物泉」とのこと。保温保湿効果のある泉質です。脱衣室には温泉分析表が掲示されており、念の為確認を行いました。そして、二度見します。
正式な泉質名は「ナトリウム-塩化物強塩温泉」と記載されています。
塩化物「強」塩温泉!?
簡単にご説明すると、塩化物泉でより塩っ気が強い温泉の事を指します。久々に出会いました。期待値が上がります。
下調べを深く行っていると、その場で驚くことはないと思いますが、今回の湯巡りは20湯を計画していた為、流石に深く調べることはできませんでした。その分今回は現場で驚くことが多かった気がします。それはそれで楽しかったですが。
浴槽は、あつ湯とぬる湯に二分されています。まずは十分にかけ湯を行い、ぬる湯に入浴しました。誰も浸かっていなかった影響か、ぬる湯にも関わらず随分と温度が高い気がします。
そして、塩っ気が凄い!まるで海を薄めている様な感覚です。皮膚にちょっとした切り傷があれば、容赦なく染みてきます。あまりの濃さに、久々の塩化物強塩泉に、思わず笑いが込み上げてきます。若干ヌルっとした感じがあった気がしますが、塩っ気の印象が強すぎます。
あつ湯は、当然ですがぬる湯より熱いです。入浴できない程の熱さではありませんが、長くは浸かれません。浴室内にはサウナと水風呂も設置されていました。水風呂で身体を冷まして湯に浸かることを繰り返していましたが、結果的には温冷交互浴になってしまいました。
湯上り後は、塩化物泉と温冷交互浴の効果で、しばらく汗が止まりませんでした。大変面白い、大満足な温泉でした。また是非立ち寄りたいと思います。
浜之市ふれあいセンター 富の湯の基本情報
TEL:0995-42-7072
アクセス:東九州自動車「隼人東IC」より自動車で約1分
泉質:ナトリウム-塩化物強塩温泉
pH値:6.8
メタケイ酸:57.5mg
営業時間:9時~22時
定休日:月曜日
料金:大人370円
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2019.04入浴