秋晴れが心地良い休日に、熊本県南小国町の黒川温泉へ向かいました。黒川温泉は、大分県と熊本県の境界付近(熊本県側)にある温泉地です。範囲は広いとは言えませんが、その温泉街は美し過ぎて、県内外問わず多くの観光客が訪れます。
もくじ
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黒川温泉の中の「旅館こうの湯」
今回利用した「こうの湯」は、温泉地の高台にある施設です。黒川温泉中心部からは、少し距離がありますので自動車で向かった方が良いと思います。こうの湯専用の駐車場も用意されています。
自動車を止めて、まずは受付棟へ。入浴手形に印を頂き、温泉道のスタンプも頂きました。受付棟の前には、足湯スペースも設けられています。
大浴場のある場所は離れており、一度外に出て、脱衣室へ向かいます。
ちなみに入浴手形は、黒川温泉の旅館 28ヵ所の温泉の中から、1枚につき好きな温泉を 3ヵ所入浴することができる割引券の様なものです。1ヵ所ずつを個別に巡るより、温泉手形を購入して3ヵ所巡る方が断然お得です。一般の入浴者は、1日3湯も巡らないと思いますが、有効期限は半年なので、分けて利用しても良いと思います。
長湯しなきゃ勿体ない大浴場!
美しく手入れされた敷地内の通路を進み、温泉棟へやってきました。下足入れ部分には、成分表が掲げられていました。泉質は「単純温泉」です。肌に優しくて、長湯に適している泉質です。
大浴場は、広い岩風呂です。まるで森林の中にいる様な静けさと美しさがあります。温泉の周囲は、植栽が植えられており、良い感じに目隠しとなっています。洞穴もあって、子どもが喜びそうだと感じました。東屋の屋根には苔が生えており、良い雰囲気を醸し出しています。この様な場所で、半身浴と全身浴繰り返しながら長時間入浴し、何も考えず過ごすことができたら、どんなに幸せでしょうか。
噂の「立ち湯」に入浴
さて、こうの湯の楽しみの1つとして、「立ち湯」があります。立ち湯の深さは、なんと1.6m!浴槽は階段状になっており、奥が一番深くなっています。一番最後の段を下りると、足は着きますが顔は水没してしまいます。
「ぅおぁっぷ!」
1.6mと表示はありますので頭では理解していましたが、浴槽としてあり得ない深さに不意打ち気味になり、思わず変な声が漏れてしまいました。
その後、泳ぐようにしながら最奥へと進みました。丸太が固定されていますので、それを利用して奥まで進んでも良いと思います。両腕を浴槽の縁から出し、足をぷら~んとさせた状態で浸かると、なかなか気持ち良い。身体の力がすっと抜けて、適度にリラックスできます。眼下に広がる緑を楽しみながら浸かれる点も良いですね。ちなみに女湯の立ち湯の深さは、1.3mと聞きました。
「わずか数十分では勿体ない!」
そう感じさせてくれる、居心地の良い温泉でした。
こうの湯の基本情報
電話番号:0967-48-8700
アクセス:大分自動車道「日田IC」より約60分
泉質:単純温泉
▽公式HPはこちら
▽お知らせ
LINEトラベルjpにて、新しい記事が載りました。私の大好きな温泉の一つ、大分県九重町の「山里の湯」です。
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2019.10入浴