おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【九重町】九酔渓温泉 つれづれ~シュワシュワする貸切風呂!香りの良い炭酸水素塩泉

曇り空が広がる1月の日曜日、大分県玖珠郡九重町の宿泊施設、九酔渓温泉「つれづれ」の貸切風呂を利用しました。九酔渓は、大分県を代表する紅葉の名所のひとつです。断崖絶壁の間を、くねくねとヘアピンカーブが続く九酔渓。初めて訪れた方はその異様さに、驚きと感嘆の声を上げることでしょう。そしてこの九酔渓を登り切った先には、歩道専用として日本一の高さを誇る「九重”夢”大吊橋」があります。

 

もくじ

スポンサーリンク

 

 

この様な立地に温泉が!?九酔渓温泉

「つれづれ」は、九酔渓の途中にある宿泊施設です。つれづれの貸切風呂がある棟は、ヘアピンカーブの外側に面してありますので、そのまま頭から突っ込み駐車しました。湯冷めの心配が最小限で済みますので、貸切空間と駐車場の位置が近い点は嬉しいです。

f:id:Kazdorado:20200114234355j:image

しかし、自動車を出す時は、後方に細心の注意を払う必要があります。運転に自信のない方は、ヘアピンカーブ内の大浴場がある部分の駐車場を利用した方が無難だと思います。

f:id:Kazdorado:20200114234327j:image

受付は、ヘアピンカーブ内にある白い建物です。自動車を止めた後に、私1人で道路を渡り、受付を行い鍵を預かりました。

 

 

設備の充実した貸切空間

鍵を預かり、指定された部屋に入ると、中は和室。TVや暖房も完備、中央のテーブルには茶器も用意されていました。


f:id:Kazdorado:20200114234505j:image

f:id:Kazdorado:20200114234508j:image

奥には洗面脱衣室があり、洗面脱衣室を介してトイレと浴室があります。この空間が、そのまま宿泊室として使えそうな程の充実度です。

f:id:Kazdorado:20200114234530j:image

浴室は、洗面脱衣室から低い位置にあります。私が利用した室の浴室は、屋根がありますが、外側は外気に開放されており、九重の冷たい空気を感じながら浸かることができます。

f:id:Kazdorado:20200115104305j:image

浴槽には温泉が満水状態となっており、一人入浴するごとに「ザバーン!」と音を立てながら温泉が溢れ出ます。そして優しくも特徴のある炭酸水素塩泉の香りが押し寄せます。当日の気温は、わずか3度。冷たい身体を溶かす様に、温かい温泉が身体に沁み込みます。あぁ、贅沢な時間が訪れました。1歳の次女も自ら肩までつかり、湯から出る気配がありません。

f:id:Kazdorado:20200114234617j:image

 

泡付きのある温泉の正体は!?

温泉分析表は、貸切空間に無かったので確認していませんが、泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩泉」とのこと。浴槽の隅には、温泉の湯口がありますが、温泉は注がれていません。疑問を感じながら浴槽内を探すと、温泉は底から注がれているようでした。ブクブクと気泡が立ち昇っており、水面に達した気泡はシュワッと音を立てながら消えていきます。

手をかざすと、その気泡は私の手に付着します。「これはもしかして、二酸化炭素の含有量が多いのでは!?」と鼻息が荒くなりましたが、詳細は不明です。

f:id:Kazdorado:20200114234652j:image

アメニティは用意されていましたので、有り難く利用して、温泉に肩までじっくり浸かり、上がりました。子ども達も湯冷めさせることなく、自動車に押し込み、自宅へ戻ることができました。

 

つれづれの基本情報

住所:大分県玖珠郡九重町田野947-5

電話番号:0973-79-2144

アクセス:大分自動車道「九重IC」より、自動車で約15分

泉質名:ナトリウム-炭酸水素塩泉

pH値:7.4

メタケイ酸:100mg

遊離炭酸:51.5mg

 

上記のpH値・メタケイ酸・遊離炭酸の量等は、大分県のHPにて「源泉名」「泉温」「年度」が一致した温泉分析表より、書き込みました。おそらく同じ温泉だとは思いますが、施設に掲示されてある分析表をチェックした訳ではありませんので、参考程度でお考え下さい。

 

また、この分析書を正とすると、遊離炭酸の量が想像より少なかったことに驚きました。とすると、あの泡付きはなんだろう。

 「九酔渓温泉」というものに、益々関心を持ちました。

 

▽公式HPはこちら

kyusuikei.com

 

 

おまけ

長女が「お腹が空いた!」とうるさかったので、帰宅途中に「九重”夢”大吊橋」に立ち寄りました。九酔渓から近く、セットで観光できる立地です。しかし、湯冷めが心配だったので、吊橋には近づかずに急ぎ売店の中に駆け込みました。 

 

私は吊橋を渡ったことはありますが、岡山県出身の妻と幼い子ども達は、まだ渡ったことがありません。気候が良い時期に、また娘たちが成長してからと思っていましたが、行く時期を逃していたことに気づきました。

 

今回は湯冷めしてしまいますので渡りませんが、また改めて観光で立ち寄ってみようと思います。詳細や写真は、またその時に改めてご紹介します。

www.yumeooturihashi.com

売店では、ハンバーガーが美味しいと評判です。

f:id:Kazdorado:20200114234924j:image

「前から食べてみたかった」と言う妻は、ハンバーガーをとても満足そうに頬張っていました。私も「椎茸の天ぷら串」や季節限定「あまおうのソフトクリーム」、「やまなみ牧場の飲むヨーグルト」など、思いがけず沢山食べてしまいました。例え吊橋を渡らなくても、温泉と合わせて売店だけを楽しんでも良いかもしれませんね。 

kokonoe.jp

 

スポンサーリンク

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

2020.01入浴

スポンサーリンク