おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

秘湯って結局は田舎ってことですよ!しかしそれが魅力の大分県

湯平温泉で朝風呂を行った際に、湯平温泉の観光協会で、とあるランキングを目にしました。

 

じゃらん人気温泉地ランキング2020(秘湯部門)」

 

お!ここに掲示してあるという事は、湯平温泉が上位に選ばれたのか!?

 

と思って確認すると、

 

 

 

 

 

 

第1位 大分県 湯平温泉

第2位 長野県 乗鞍高原温泉

第3位 和歌山県 龍神温泉

 

なんと湯平温泉が1位に選ばれていたのです!

 

おおおおおぉぉぉぉ!!

 

これは凄い!全国版のランキングで1位ですよ!!

 

この様に静かな温泉地が!!

(あ、だから選ばれたのか!?)

 

それにしても、自分が好きな温泉地が認められたような気がして、他人事とは思えない程嬉しかったです。

 

そして4位以降を確認すると、

 

 

第4位 熊本県 わいた温泉郷

第5位 大分県 長湯温泉

第6位 大分県 久住温泉

第7位 熊本県 小田・田の原・満願寺温泉

第8位 山形県 小野川温泉

第9位 大分県 九重”夢”温泉郷

第10位 石川県 輪島温泉

 

 

5・6・9位にも大分県が選ばれています!!

 

もう「秘湯県おおいた」と名乗っても良いのでは!?

 

せっかくなので選ばれた大分県の温泉地を中心に、秘湯について考えてみました。

 

もくじ

 

 

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選ばれた温泉地について

まずは簡単ですが、選ばれた大分県の温泉地についてご紹介します。

 

 

第1位 大分県 湯平温泉

大分県由布市に位置する温泉地です。由布院温泉の隣りに位置しています。鎌倉時代から続く歴史ある温泉地で、川に沿って設けられた温泉街と石畳が魅力的。心に沁みる情景が広がっています。川の轟音が響き渡る非日常を感じる温泉地です。おめでとうございます!

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第5位 大分県 長湯温泉

「日本一の炭酸泉」を謳っている温泉地です。湯平温泉から自動車で約20分の距離にあります。天然の炭酸泉は全国的にも珍しいですが、その中で人が入浴できる温度の天然炭酸泉ともなると、更に希少。日本全国から温泉マニアが集う温泉地です。レトロな街並みや温泉の気配に非日常を感じます。 

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第6位 大分県 久住温泉

主に日本百名山九重山」の南側に広がる温泉地です。長湯温泉から自動車で約20分の距離にあります。草原の様な山肌の向こうには涅槃像に見える阿蘇山が噴煙を上げています。吹き抜ける風が心地良い、黄昏ることができる温泉地です。 

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第9位 大分県 九重”夢”温泉郷

主に日本百名山九重山」の北側のエリアです。大分県玖珠郡九重町は、町内の至るところに温泉地があり、それらを全て合わせて「九重”夢”温泉郷」と呼んでいます。その温泉地の数は、実に10ヵ所以上!!バリエーション豊かな温泉と、美しい自然に心が洗われる温泉郷です。 

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ちなみに「温泉地」と「温泉郷」の違いですが、温泉地は温泉が楽しめる宿泊施設がある地域を示し、温泉郷は温泉地の集まりを示します。 

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「秘湯」とは何か?

秘湯(ひとう)とは、主に山奥などの交通の便が悪い場所に存在する温泉のことを指すみたいですが、特に定義が定まっていないみたいです。

 

しかし、温泉地を訪れた際に「秘湯っぽい」と感じたことはありませんか?そもそも秘湯とは何なのでしょうか。

 

秘湯っぽい温泉地の共通点

秘湯とは何をもって秘湯と言うのでしょう。大分県のランキングに入った温泉地の共通点を探してみました。

 

川がある

なんと選ばれた温泉地には、もれなく川が流れているのです。第1位の湯平温泉に関しては、花合川の存在感が凄いです。湯平温泉に宿泊した場合、川の流れる音が暗闇にずっと響き渡っており、最初は戸惑うかもしれません。しかし、それが異様な雰囲気を醸し出している一つの要因です。

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長湯温泉も芹川沿いに栄えた温泉地です。川の中にあるガニ湯は有名です。その他、長湯ダムもあり、翡翠之庄の浴室から眺める長湯ダムはなかなか面白いです。

 

久住温泉は、かなり広い範囲を示すので川の特定が難しいですが、その中で一番川の印象が強い川のある温泉は「赤川荘」でしょう。浴室からは滝を眺めることができ、建物の横を川が流れています。レゾネイトくじゅうの付近では、湧水も湧いています。 

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九重”夢”温泉郷は、いくつかの温泉地の集合体ですが、一つ一つ見てみると、確かに温泉地内に川が存在します。筋湯温泉、筌ノ口温泉、壁湯温泉川底温泉、龍門温泉などが印象的です。

 

 

近くに大きな温泉地がある

交通の便が悪いことが条件であれば、由布院温泉(大分県)や黒川温泉(熊本県)が選ばれても良さそうですが、秘湯と言うより多くの方が知っている温泉地で、秘湯部門には選ばれてはいません。代わりに由布院温泉周辺の温泉地が、黒川温泉周辺の温泉地が幾つもトップ10に選ばれています。

 

由布院温泉の隣りには、湯平温泉と九重”夢”温泉郷があります。長湯温泉の場合は、最寄りICが「湯布院IC」の為、由布院温泉に近いと言えるでしょう。久住温泉は、熊本県の黒川温泉が近いです。そして黒川温泉の周辺には、第4位「わいた温泉郷」、第7位「小田・田の原・満願寺温泉」もあります。偶然とは言い難いと思います。

※参考までに「ゆふいん」の漢字ですが、温泉地を示す場合は「由布院温泉」が正しいです。

 

 

自然が豊か

主に山奥などの交通の便が悪い場所に存在する温泉地、必然的に自然が豊かな環境だと思います。

 

 

名峰が近い

自然が豊かな環境より、名峰も近い事が多いです。確かに共通点ですが、秘湯と結びつけるには少し弱い。

ちなみに、大分県は草原の様な山肌の名峰が多いです。爽快感を感じる景色がどこまでも広がっています。

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心に訴えてくるものがある

「心にグッとくる」「心に沁みる」「非日常を感じる」「レトロ感がある」という言葉を使いたくなる温泉地だということは確かです。

 

 

結論

色々考えましたが、最後はこれに辿り着きました。豊かな自然と、歴史を感じる街並みは、心に響くもの。それを温泉と一緒に楽しんだ時、人は「秘湯」と表現しているのでしょう。

 

 

私が感じる秘湯とは?

一軒宿ですが、「秘湯」と聞いて私が真っ先に思い浮かんだ施設は下記の2施設です。

 

法華院温泉山荘 

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黒嶽荘 

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「温泉地」ではなく「一軒宿」ですが、どちらも交通の便が不便な山奥にあり、川と名峰が近くにあります。そして山奥です。しかし、それが良い!何度も通いたい位、大好きな施設です。やはり「秘湯」とはそういうものなのか。

 

 

秘湯だけではない大分県

大分県と言えば、あの温泉地を忘れてはいけません。

 

全国人気温泉地ランキング(もう一度行ってみたい温泉地)

第5位 別府温泉

第7位 由布院温泉

 

全国あこがれ温泉地ランキング(一度は行ってみたい温泉地)

第2位 由布院温泉

第7位 別府温泉

 

別府温泉郷(別府八湯由布院温泉です。

 

秘湯部門で4ヶ所も選ばれたた事からもわかる様に、大分県の温泉地は、源泉数・湧出量共に日本一の別府温泉郷を中心に、周囲の温泉地も全国に存在感をアピールしています。そしてトップ10には入っていませんが、お勧めしたい温泉地はまだまだ沢山存在しています。

 

冒頭で述べた「秘湯県おおいた」は、やはり表現が違いますね。秘湯も含めての「おんせん県おおいた」です。大分県は、大変狭い地域に、バリエーション豊かな温泉地が沢山存在している大変面白い地域です。

 

「秘湯と感じる温泉地が多い」と言う事は、結局は田舎ってことですよ。しかし、大勢の方を惹きつける何かがあるのは確かです。それが自然豊かな「大分県」の魅力です。海も山もありますし、食事も美味しいです。

 

さて、私も県内全ての温泉を制覇する事はできるのか!?一軒一軒違いを楽しみながら巡っていきたいものです。温泉巡りに終わりはありません。

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