9月の休日、秋晴れの気持ちの良い日は、家に閉じこもるなど勿体ない。家族4人で山へ出かけました。
もくじ
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ファミリー登山の山選び
過ごしやすい季節になりました。まさに自然遊びを行いやすい時期です。夜、姉妹が眠ってから、妻と様々な案を出し合いながら山遊びについて考えていました。
ファミリー登山の場合の山選びが難しい。下記2点を踏まえて候補を考えます。
・7歳の長女が大変だが辛いと感じない山
・2歳の次女が我慢できる行程
凄く矛盾している内容です。恐らく長女は「九重山」や「由布岳」は登ることができるでしょう。しかし、次女はまだ早い。子どもが滑落する恐れのある山は控えたい。下山後の温泉も考えたい。
YAMAPのアプリで他の登山者の最近の活動報告を閲覧しながら、「倉木山」を選びました。倉木山は、大分県で人気の高い山のひとつ「由布岳」の近所にあり山です。
YAMAPは、前回の登山から使い始めました。なかなか便利で、もっと早く利用すれば良かったと後悔した程です。ちなみに私は「ミーケ」で登録していますので、良かったらフォロー宜しくお願いします。
倉木山登山
倉木山は、雨乞牧場に登山口があり、山頂までは「山腹コース」と「直登コース」の2種類のルートがあります。緩やかに標高を上げていく山腹コースが、7歳児には程よいと判断しました。
▽YAMAPアプリより高低差と地図
2歳の次女は、私が背負って登ります。
いざ、登山開始です。
片側は斜面になっている為、落ちると痛いでは済まない恐れがあります。木々が生い茂っている為、高度感は感じられませんが、一部豪雨の影響か、登山道が崩れて狭くなっている部分もありました。
手を支えとして使いながら通過するように指示を出し、長女を歩かせましたが、プチ冒険気分を味わえて、程よく刺激になっていた様です。どんぐりや毬栗も落ちており、登山道に転がっているどんぐりを拾いながら歩いていました。後日小学校の図工で使用するそうです。
なお、当然ですが基本的に落ちているどんぐりしか拾っておらず、高山植物の採取は行っていないことを記載しておきます。
登山道は基本的に木々に覆われている為、日差しが遮られて適温、暑くはありませんでした。しかし、途中に由布岳が見える絶景ポイントがあり、思わず「おぉ!」と声が漏れてしまいます。
山頂までの最後の10分間は、かなりの急勾配。そして土がむき出しとなっており滑りやすくなっています。次女を背負っている私は、転倒しない様に足元に気を配りながら一歩一歩確実に歩を進めました。長女は大変だったと思います。しかし弱音を吐かず、両手を使いながら、滑りやすい急勾配の坂を登っていました。
この部分は下山時が大変です。私は転倒しませんでしたが、私の後ろを歩いていた長女が滑り、私の足にスライディング気味にぶつかってきましたので、若干ヒヤッとしました。私の転倒は、次女の怪我に直結します。
「だから間隔を空けろって言ったでしょ~」と思わず叫んでしまいましたが、私も耐えることができましたし、滑った長女はゲラゲラと楽しそうでした。
登山道の大半は木々の中でしたが、山頂付近は草原の様に開けており、爽快感を感じられて気持ちが良い。大人の足で90分程度と聞いていましたが、私たちの場合は約110分で山頂まで辿り着きました。
2歳の次女も、私の背中で楽しそうに過ごしていました。落ちているどんぐりや石を持たせ、木の枝にタッチさせ、一緒に歌を歌い、ラムネや飴玉を食べさせ、水分補給も小まめに行いながら歩きました。
山頂では、持参した弁当を食べて小休止。娘たちは、山頂にある大きな岩をアスレチックの感覚で楽しんでいました。
やはり山は、自然の中は気持ち良い。
下山後の温泉
下山後の温泉は、別府市に下りて紫石温泉の「市営紫石温泉」を利用しました。由布院へ下りても良かったですが、湯巡りのスタンプラリーに参加している都合上、別府市内の温泉に浸かりたいという気持ちがありました。
また、柴石温泉には露天風呂があり、その温度がかなりぬるめに設定されている点が、娘たちが喜ぶと思って向かいました。案の定、女湯ではずっと露天風呂に浸かっていたそうです。
▽柴石温泉の過去記事はこちら
登山を行いやすい、秋がやってきました。次はどこの山に登ろうか。山選びが難しい。
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