とある晴れた日曜日、大分県由布市湯布院町にある由布院最古の共同浴場「加勢の湯」を利用しました。
もくじ
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恋しくなった由布院温泉
由布市には5つの温泉地が存在します。
・由布院温泉
・塚原温泉
・湯平温泉
・挟間温泉
・庄内温泉
全て纏めて「湯布院温泉郷」と呼びます。
用語の説明(簡略版)
ここで簡単に用語の説明を行います。
「温泉地」とは「温泉宿」が一軒でもある地域
「温泉郷」とは「温泉地」の集まり
「湯布院」とは「由布院」を含めた広い範囲
由布院温泉へ
国内源泉数第 2 位、国内湧出量第2位の温泉地です。
ちなみに湧出量・源泉数共に第一位は別府八湯(別府温泉郷)です。
先日のブログで少しだけ触れましたが、最近は由布院の温泉が恋しいと感じていたところでした。
候補として色々な温泉が頭に浮かびましたが、やはり久々の由布院温泉はここが良い。
決めた温泉は「加勢の湯」でした。
この数年で、大分県内の温泉事情も変わりました。
コロナで休業・閉鎖する施設、料金が値上がった施設と、以前の知識は参考程度にしかなりません。
私の場合、週末温泉生活は続けていましたが、2022年は毎週同じ施設を利用しており、湯巡りを全く行いませんでしたので、少し取り残された感があったりします。
大分市から由布院までの経路上にある「川西温泉」はまだ休業中かな。
川西地区から山の中に入った場所にある「奥湯の郷」は昨年閉館。
あのコバルトブルーの温泉は、素晴らしかった。
あり続けることに感謝
木造の平屋建て、正面に自動車が1台だけ止められるスペースがあります。
基本的に駐車禁止ですが、入浴中のみ1台だけ止めても良いそうです。
もし自動車が駐車されている場合は、他の温泉に行こうと考えていましたが、無事に止められたのでそのまま温泉を利用します。
料金100円をコインBOXに投入し、中に入ります。
脱衣と浴室が一体となっており、浴槽が1槽設置されています。
浴室の隅には、温泉用コンプレッサーがあり、そのエンジン音が浴室内に響き渡っています。
服を脱ぎ十分に掛け湯を行います。
そして入浴。
良い湯加減です。
浴槽の奥に湯口があり、そのバルブを開放すると新鮮な熱い温泉が水中に直接注がれます。
浴槽の中はすぐにアツ湯に様変わりします。
泉質は、肌に優しい単純温泉、弱アルカリ性でメタケイ酸も豊富な美肌の湯です。
天井を仰ぎ見ると、木造の小屋組みが露わになっており、建物に年季が入っている様子を感じることができます。
古い建物ですが、味があって私は好きですし、清潔に維持管理もされています。
良質な温泉が変わらずにあり続ける。
それは簡単な様に見えて大変難しいことです。
維持管理を行っている地元の方々に、入浴したいときに気軽に利用できる事に感謝しながら、温泉を楽しみました。
日々の健康は、週末の温泉から。
今回も良い湯でした。
加勢の湯の基本情報
アクセス:大分自動車道「湯布院IC」より、自動車で約15分
pH値:8.0
メタケイ酸:144mg
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2023.02入浴