おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】七ッ石温泉~まさかの場所にある共同浴場

とある晴れた日曜日、大分県別府市の面白い場所にある共同浴場を利用しました。

 

もくじ

 

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〇〇にある共同浴場

湧出量・源泉数共に全国第一位の泉都「別府」には、市内に沢山の共同浴場があります。

そして、「まさか」の場所に温泉があることも。

 

茶店にある温泉、仕出し屋さんにある温泉、お寺にある温泉、競輪場にある温泉、公園の敷地内にある温泉。

 

今回私が利用した温泉は、神社の境内にあります。

それが「七ッ石温泉」という共同浴場です。

 

 

七ッ石温泉のある地域

七ッ石温泉のあるエリアは、別府八湯のどれにも属さないエリアとして別府八湯温泉道では分類されていますが、別府温泉エリアにかなり近い位置にあります。

仲間に入れてあげたいと感じるほど。

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駐車場は2台あります。

以前はありませんでしたが、有り難いことに入浴者の為に整備してくれました。

ただ大型の自動車は、少し駐車が困難かもしれませんが、限られた場所に一生懸命整備されたことが伝わる駐車場です。

お陰で私は気軽に利用できるようになりました。

感謝しかありません。

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共同浴場は、七ッ石稲荷神社の境内に建てられています。

この付近は古戦場跡地とのことで、様々な物が掲示・祀られています。


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歴史を感じる共同浴場

建物は、お世辞でも「新しい」とは言えませんが、味のある別府の共同浴場らしい建物で、この雰囲気が私は堪らなく好きです。

手作り感のあるポップな暖簾などもあり、共同浴場を一生懸命盛り立てようとしている様子を感じます。

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暖簾をくぐり、無人の受付で料金を支払います。

靴は下足入れに収納しましょう。

温泉道のスタンプを押して、脱衣室へ向かいます。

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脱衣室と浴室は分離されています。

浴室の戸を開けると2段ほどの段差があり、中央に浴槽があります。

地面より低い位置にある浴槽は、地表に湧出した温泉を効率よく溜めるためであり、別府の共同浴場では良く見かけます。

昔はポンプがありませんでしたから。

 

つまり、長い歴史があることを意味しており、この造りを見ただけで良泉の気配を感じます。

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浴室に入ると、浴槽には蓋が設置されていました。

特に冬は、冷気により湯温が下がることを考慮して設置しているとのこと。

入浴中は、壁に立て掛けます。

 

さて、入浴します。

まずは十分に掛け湯・・・は、

 

熱い!?

 

手摺に括られた温度計を読むと、45℃となっていました。

うーん、熱いですが入浴できないレベルではありません。

武雄温泉など、45℃が標準となっている温泉は沢山あります。

とりあえず念入りに掛け湯を繰り返して、身体を慣らします。

そして入浴。

 

この温度では長くは浸かれませんが、熱い温泉が全身を隅々まで包み込んで、潤いを与えてくれます。

この瞬間が最高に気持ち良い。

手作り感のある大きな蓋は、大変良い仕事をしていました。

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温泉の出入りを繰り返し、地元の方と他愛もない世間話をして過ごしました。

地元の方が教えてくれましたが、どうやら私たちが清掃後の最初の入浴者だったみたいです。だから熱かったとのこと。

 

その情報は、「新鮮な温泉」を連想してしまい、もっと嬉しくなりますね。

 

七ッ石温泉は、とても手作り感を感じる温泉でした。

無人共同浴場ですが、施設を見ると一生懸命に施設を整えている様子や姿が連想できるくらいです。

その「おもてなし」の様子は、心も温まります。

 

日々の健康は、週末の温泉から。

七ッ石温泉、良い湯でした。

 

七ッ石温泉の基本情報

住所:大分県別府市荘園2組3

アクセス:東九州自動車道「別府IC」より、自動車で約10分

泉質:単純温泉

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2023.02入浴

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