2017年8月11日は夜明け前に土砂降りの雨が降りましたが、陽が昇ってからは嘘のように天気が良く、絶好の海水浴日和でした。
別府に戻り、まず候補に考えたのが「おにやまホテル」の立ち寄り湯です。料金は800円と高額ですが、温泉道の温泉本の割引券と私の高段位待遇券を使用すれば大人2人は無料、娘の料金のみと考えていました。しかし温泉本の割引券はお盆期間中は利用できない場合が多く、かつ「おにやまホテル」の立ち寄り湯利用可能時間は17時までということがあとから判明。時間に微妙に間に合わずに断念。第二候補の「鬼石の湯」に行くことにしました。
「鬼石の湯」は第二候補と考えていましたが、決して「劣っている」という考えではなく、「立派な立ち寄り施設なので改めてゆっくり(一人で)利用したい」という考えからの第二候補でした。
「鬼石の湯」は「鬼石坊主地獄」に併設された入浴施設です。立ち寄り湯としては立派なので、観光客や温泉に慣れていない方も利用しやすい施設です。私も昔から贔屓にしていました。地獄巡りのフィニッシュに、鬼石の湯はお勧めです。
家族湯もありますが、今回は大浴場を利用します。料金はJAFの会員証を利用して大人は500、かつ私は温泉ソムリエ繋がりで優待券を頂いていましたので無料で入浴できます。娘は妻についていきました。
浴槽は3つあります。内湯、露天風呂、そして2階部分にある展望露天風呂。室内は木の美しい構造が現しとなっており、落ち着きのある空間です。温泉は源泉温度が高い為に少量の加水措置を行っているようですが、豊富なメタケイ酸と食塩泉は健在で、湯上り後は心地良い湯の名残りが続いていました。立ち寄り湯専門の施設なので湯も適温、大変過ごしやすく利用もしやすい施設です。一人でぼけぇ~っと長湯するには最適な温泉なのです。2階部分は特に秘密基地の様なわくわく感があり、私はこの空間に長居するのが好きなのですが、残念ながら当日は先客がいました。
連休初日でしたが、私が利用した時間帯は「芋を洗う」ような大混雑はなく、ゆとりをもって入浴できました。
入浴のマナーでつい気になってしまいましたが、自分のタオルを洗い場に置いて席を確保し続けている方や、シャワーを立って使用して広範囲に水しぶきを飛ばしている方がいました。それも結構な年配の方が。席の確保は色んな立ち寄り施設で見かけます。目の悪い私は、座ってから気づくこともありますから正直困ります。
多くの温泉を利用していると、ついこの様な粗が目に入ってしまいます。この程度の些細なことが気になってしまう私が変人なのでしょうが、人が見て不快に感じるようなことを行ってはいけません。温泉以外でも同じ事が言えますが、思いやりの精神を持ち、心にゆとりを持って過ごしましょう。
概要
施設名:鬼石の湯
泉質:ナトリウム-塩化物泉
pH値:3.2
メタケイ酸:619mg
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2017.08入浴