年末の話になりますが、31日に別府市鉄輪温泉エリアの「おやど湯の丘」の立ち寄り湯を利用しました。温泉は全て貸切風呂の宿泊施設ですが、お昼の時間帯は立ち寄り湯として開放しています。今回もシティ情報おおいたの割引券を使いましたが、実は前回も同じように半額で内湯を利用しています。当日の別府は午前中は曇っていたものの昼からは青空が顔を出し、暖かくなってきたので迷わず露天風呂を選択しました。
県道のやまなみハイウェイからは平屋で小規模な建物に見えますが、敷地内は奥行きと高低差あり結構大きな建物であることが確認できます。受付を行った建物も玄関を入ると階段で降りるようになっており、天井高が高く開放的な造りとなっています。木の規則正しい木屋組が大変美しく感じます。
受付を済ませ、一度外に出て中庭の方へ進みます。看板に従い通路を歩くと幾つかの小屋があり、その奥に露天風呂がありました。
家族3人で入浴するには大変広く心地の良い空間です。周囲の植栽も手入れされています。露天風呂は岩風呂となっており、現代の名工に選ばれた山口正義氏が施工しているそうです。山口氏のことを調べてみると詳細までは辿り着きませんでしたが、庭園の施工作品などが出てきましたので、庭園関係のマイスターなのでしょうね。
天気が良いとは言え、寒い季節の露天風呂です。服を素早く脱ぎ捨て急いで温泉に駆け込みます。が、十分なかけ湯を忘れません。急いで入浴すると身体に負担がかかる為、湯に身体を慣らして浸かる習慣を身に着けることが大切です。そして半身浴、最後にゆっくり肩まで浸かります。
青空を眺めながら浸かる温泉も格別ですね~!温泉から出たくない~!洗い場もありますが、寒いので倍速の動きで身体を洗い湯に浸かります。入浴するとまた天国。娘も大喜びで入浴し、時間いっぱい楽しい時間を過ごすことができました。
入浴後に別の浴室も見ることができました。室により形状が違います。
泉質はHPや雑誌では「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉」と表記がありました。前回私が入浴したときは単純温泉だった気がしますが泉質が変わったのでしょうか。又は源泉が2つあるのでしょうか。憶測ですが後者のような気がします。含硫黄は三大美肌泉質のひとつ、そして生活習慣病などにも効果のある通称メタボの湯です。そしてナトリウム-塩化物泉は熱の湯と呼ばれ、保温保湿効果のある温泉です。じっと温泉に浸かると身体もじんわり温まり、湯上り後は汗が流れる程になるでしょう。冬には大変嬉しいですね。
<おやど湯の丘の基本情報>
電話番号:0977-21-2414
アクセス:別府ICより自動車で約5分
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
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2017.12入浴