8月13日(月)
お盆休み期間中に、久々に九重山の朝駆けを行いました。夏の登山は、「涼しい間に登り、暑くなる前に下山する」が一番です。また登山道の渋滞に巻き込まれることも少なく、何度も続けていると、癖になってしまいます。
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1:30に起床。そそくさと用意を行い2:00に自宅を出発しました。登山口までの道は、大分市から阿蘇野方面経由、男池の前を通過していましたが、地震以降閉鎖されているようで、今回も湯平経由で牧ノ戸まで行きました。その道中、鹿を4匹、タヌキを1匹見つけました。夜の山道は野生動物に十分注意が必要です。
3:10に牧ノ戸峠に到着。いつからか私の中で恒例になってしまった曲を聴き、気分を上げながら用意を行います。お盆期間中の為、既に牧ノ戸峠の駐車場は、多くの自動車が止まっていました。
3:25に登山開始。空は15等星が見えそうな位星が美しく輝いていました。登山を開始するも、久々の登山は身体が重い。特に牧ノ戸峠からの登山は、登山口に最大の難所があります。この不規則な階段が、ペースを乱します。「昔はもっと軽快なステップだったのに、もっと早かったのに」と、今の自分の体力を憂いながら通過。現在の状態では北アルプスは難しい。どうにかして、身体を鍛える習慣を取り戻す必要があります。
久住分れまで登ると、周囲はガスにまかれて真っ白な状態でした。久住山も天狗ヶ城もガスの中。「今日は天気が悪いのか」と感じながら御池を通過。中岳の姿を確認し、その奥を見ると、今にも御来光が出そうな気配!ガスは晴れています!配分してセーブしていた体力を使い、今の私が出せる最大速度で山肌を滑るように登り5:25に中岳に辿り着きました。休憩なしのノンストップで2時間のタイムです。
(昔はもっと早かったのに・・・)
ちなみに御来光は5:35の予定です。
気温は寒くありませんが、風があり、時たまガスがぶつかることがあるので、体感温度は少し低め。汗をかいた半袖の状態では、若干肌寒く感じます。さて、東の方を見ると、雲海が染まっています!これは久々に期待できそう!!
雲海がある為、その分御来光は少し遅れ気味です。焦らされました。
言葉は要りません。
そして御来光が射すと、世界に一瞬で色が着きます。この一日の始まりの感じは、何度味わっても堪りません!!
この壮大な天体ショー。これを味わいたい、肌で感じたいが為に登るのです。
30分程軽食を取りながら御来光を観賞した後は、そのまま下山しました。
さっきまで立っていた中岳の山頂を振り返り、
火山湖の御池に辿り着き、
また、振り返る。
ん~気持ち良い!!
下山中に他の山に登る体力はありましたが、無理は禁物。いえ、凄く温泉に入りたかったので一直線に下山。
8:10に下山完了!!
しかし、登山口の付近で雀蜂?と思われる蜂の巣を発見。下山後すぐに長者原ビジターセンターに連絡、牧ノ戸峠付近は県の管轄になるが、ビジターセンターから県に対応してくれるとのことで、蜂の巣の写真をお渡ししました。その後環境省が調べてくれて、蜂の巣ではなかったと連絡がありました。
人騒がせな私ですみません。
さて、当日は久住&竹田の湯巡りを計画していましたが、蜂の巣思い込みの件でビジターセンターがある長者原方面に降りてきてしまいました。せっかくなので、筋湯温泉に立ち寄り「うたせ湯」と「岩ん湯」を堪能。その後竹田の方へ出て、ソフトクリームのスタンプラリーを楽しみながら温泉巡りを行いました。「荻の里温泉」「出会いの湯」に入湯。
私は好きなものは最後に食べる人間で、温泉も気に入った泉質・余韻はいつまでも感じていたいと思うタイプの人間です。出会いの湯が私の中で結構ヒットしてしまい、その感触をずっと感じていたいと思った為、今回は4湯で湯巡りを終了、帰路につきました。
久々の登山、体力の衰えを感じましたが、2時間で中岳まで行けたことを考慮すると、まだまだ大丈夫。しかし、これ以上落ちないように努力は行う必要があります。
あぁ、天気も良くて、気持ちの良い休日となりました。
温泉に関するご紹介は、近日中に公開します。
下山後に入浴した温泉
筋湯温泉 うたせ湯
筋湯温泉 岩ん湯
宮城温泉 出会いの湯.
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