とある晴れた休日に、大分県九重町の筋湯温泉にある名湯「うたせ大浴場(うたせ湯)」を利用しました。筋湯温泉は大分県九重町にある、大分と熊本の県境にある温泉地です。九重連山のエリア内の谷間に栄えており、九重山下山後もすぐに立ち寄れる位置にあります。
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「筋湯」とは「筋肉のすじに良い湯」という意味があると聞いたことがありますが、正確な情報を知りたかった為、調べてみました。
「筋湯」という名の由来は、白壁造りでどっしりと建てられた共同浴場「うたせ大浴場」の湯にあります。2mの高さから湯が落ちる「日本一のうたせ湯」の異名を遂げ“筋肉をほぐす湯”として、肩こりなどの筋の凝りなど「筋の病に効く」ということから「筋湯」と呼ばれるようになりました。
つまり私の解答は、間違ってはいませんが、言葉足らずだったようですね。
さて、今回は九重山の下山後に、「日本一のうたせ湯」と謳われている「うたせ大浴場」を利用します。うたせ大浴場は、専用の駐車場もありますが、今回は温泉街を散歩したかった為、公共駐車場に自動車を止めて、温泉街の中へ下りて行きました。
久々に筋湯温泉の温泉街を歩きました。当日はお盆休暇中の朝9時という時間帯で、宿泊していた客がチェックアウトを行う時間帯と重なったようで、温泉地が賑わいを見せていました。活気がある温泉地を眺めるのは楽しいものです。
さて、歩くこと数分で、筋湯温泉の代表的な温泉施設(共同風呂)の「うたせ大浴場」に辿り着きました。出入口は正面にありますが、裏には足湯、そして公衆トイレもありました。公衆トイレは一旦靴を脱いで建物内に上がるもので、洋便器にはウォーシュレットも設置されていました。とても清潔に保たれており、温泉街の質を感じました。この様な些細な部分も手入れが行き届いていると、観光客は喜ぶと思います。私も清々しくて、ほっこり嬉しく感じました。
料金は1人300円で、300円を建物前のコイン両替機で専用のコインに両替します。その1枚のコインを出入口の機械に投入し、建物内に入ります。
細長い脱衣室で服を脱いでいると、浴室内から水が流れ落ちる大きな音が聞こえてきます。
服を脱ぎ浴室のドアを開けると、流れ落ちる無数の温泉、いや筋?実はこれが「筋湯」の名称の由来か!と感心してしまう程の迫力のある光景が広がっていました。浴槽は広く、温泉はどんどん溢れています。これは贅沢!!
うたせ湯は、2本で1セットのようになっており、2本を贅沢に利用して身体をほぐしました。2本の間隔は、若干私の肩幅よりも広い程度で、最小限の動きで交互に肩をほぐすことができました。
泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で保湿効果がある温泉です。湯上り後は、肌が覆われている感じがありました。共同風呂の様に、アメニティは設置されていない為、持参しましょう。
九重町と言えば筋湯温泉、その代表的温泉施設が「うたせ大浴場」です。近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
うたせ大浴場の基本情報
電話番号:0973-73-5505
泉質:ナトリウム-塩化物泉
pH値:7.1
メタケイ酸:157mg
▽泉質はこちら
▽公式HPはこちら
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2018.08入浴