とある晴れた日曜日の朝早く、大分県別府市の共同風呂「熱の湯」を利用しました。熱の湯は別府市が運営する市営温泉です。朝は6:30より営業している為、6:00前に自宅を出発し、別府へ向かいました。
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早朝の為、渋滞もありません。順調に進み6:28のオープン前に熱の湯前の無料駐車場に到着しました。しかし、この時間では既に後発組だった様で、駐車場の空き台数はあと1~2台程度しかありませんでした。
自動車を止めて、駐車場から熱の湯を眺めると、もうオープンしているのか、自動車の数に対して人影が見えません。急いで自動車を降り中へ入室すると、もう浴室には7人程の方が利用しており、浸かる場所が無い状態でした。そして脱衣室で服を脱いでいる方たちも、我こそは!と言わんばかりに浴室に駆け足で向かっていきます。本来であれば、先に掛け湯を行い入浴する私ですが、浸かる場所が無い為、仕方なく先に身体を洗いました。
身体を洗いながら様子を探り、浴槽と浴槽の周囲に座っている方たちの位置を把握します。身体を洗い終わったタイミングで、浴槽の空きスペースに狙いを定めてさっと入湯!やっと浸かる事ができました。
相変わらず温泉は心地良い。顔を洗うと程よい塩っ気、そしてメタケイ酸が豊富な柔らかい温泉が身体を包みます。メタケイ酸は100mgで美肌効果があると言われていますが、熱の湯はなんと600mg以上の含まれています。
開店一番だったので、熱湯かと思いましたが、湯は温度管理されており、適温で熱くありません。永く永く浸かっていたい心地良さ。湯上り後もメタケイ酸と塩化物泉の効果で、肌が包まれている様な気持ち良さがあります。
湯に浸かりホッとひと息できました。しかし熱の湯利用者は次から次へと浴室に流れ込んできます。おそらく私を含めて12人以上は浴室に居たと思います。人の出入りが激しく、足を伸ばすのも躊躇してしまいます。「日曜日」+「無料」のコンビは、「利用者が多すぎる」ということを改めて感じました。
(写真は以前利用した際に撮影したものです。)
熱の湯は、利用時間を少しずらして利用すると、混雑していなくてのびのび入浴できるかもしれません。
(前回は昼過ぎに利用して、短時間ですが独泉することができました。)
別府八湯温泉道の施設でもありますが、温泉スタンプは隣の入舟荘に設置されています。ご注意下さい。
鉄輪の地に朝が来ました。鉄輪温泉、心温まる良い温泉地です。今回は、確かにゆっくり入浴できませんでしたが、この様な体験も楽しかったと感じている自分がいます。何より無料ですから!別府の温泉は本当に面白いです。
<熱の湯の基本情報>
住所:別府市鉄輪井田1
泉質:ナトリウム−塩化物泉
pH値:4.1
メタケイ酸:689.6mg
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2018.03入浴