おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】観海寺温泉 復興泉~レトロな空間で温泉と向き合う癒しのひと時

4月6日に大分県別府市の観海寺温泉にある共同浴場「復興泉」を利用しました。復興泉は、普段は組合員限定の共同浴場らしく、外来入浴は不可とのことですが、当日は別府八湯温泉まつりの期間中であり、期間限定ではありたすが無料で入浴が可能となっていました。

 

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観海寺温泉は、別府市内でも高所にある温泉地で、別府市で最も有名な宿泊施設「杉乃井ホテル」がある温泉地です。高台にあり、見晴らしの良い場所です。

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橋を渡り、両築別邸の上あたりにある住宅街の方へ進むと公民館が見えてきます。それが今回の目的地「復興泉」です。

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1階が共同浴場、2階は公民館になっている典型的な別府スタイルの温泉です。

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隣には「薬師堂」と呼ばれる祠があり、こちらも気にはなりましたが、まずは復興泉へ向かいました。

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温泉まつりで無料開放される温泉は、出入り口付近に貼り紙があることが多く、その紙に利用可能な日にちと時間が明示されています。その日時を改めて確認の上、中に入りました。

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入室すると、通路件脱衣コーナーの様なスペースがあり、その奥にとてもきれいで透き通った温泉がありました。温泉が流れる音だけが、このレトロな浴室空間に響いていました。

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一通り記録写真を撮った後、服を脱ぎ入浴します。温泉はいい塩梅で、浴槽に設置されていた温度計で確認すると42度となっていました。温泉からは、微かに硫化水素の香りも漂っているような気がしますが、自身がありません。それ位微かな香りでした。泉質も不明ですが、「単純温泉」だと勝手に推測しました。肌のスベスベ具合も素晴らしい。 

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「ただ浴槽があり、温泉がある」というシンプルな共同浴場は、温泉と直に向き合えて、その温泉に思いを巡らせながら浸かることができます。私はこの時間が凄く好きで、心から癒されます。


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「復興泉の名称の由来は、なんだろう?」

「復興ということは、昔何があったのだろう?」

「隣に薬師堂とよばれる祠があるのは、意味があるのだろうか?」

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わずか3人程度しか入浴できない浴槽に、素敵な癒しがありました。

 

さて、入浴後に隣の薬師堂へ行ってみました。

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お地蔵さんがあり、その下から温泉が湧き出ています。この温泉でコーヒーを淹れると、深い味わいがあると記載されています。少し興味のある内容なので、今度はボトル持参で持ち帰り、試してみようかと思います。

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この湧き出た温泉は、そのまま復興泉の方へ流れて行ってましたので、復興泉の温泉は薬師堂の温泉かもしれません。

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温泉や共同浴場には、人々の文化・生活が詰まっています。薬師堂を知った経緯も、復興泉のお陰です。乗り物を使って効率的な温泉巡りも良いですが、たまには直に街を歩き、その文化に触れながら巡る温泉も、風情があって楽しいなと感じました。

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復興泉の基本情報

住所:大分県別府市観海寺

アクセス:大分自動車道「別府IC」より、自動車で約10分。

(ただし、駐車場はありません)

泉質:温泉分析表が見当たらなかったため不明

(勝手に単純温泉と推測しました) 

 

 

 

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2019.04入浴

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