おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】鉄輪温泉 渋の湯~魅力的なポイント満載の共同浴場

とある曇り空が広がる5月の日曜日、大分県別府市共同浴場「渋の湯」を利用しました。

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もくじ

 

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鉄輪温泉のシンボル的共同浴場

渋の湯は、鉄輪温泉エリア、それも中心部に位置する共同浴場です。

メイン通り「いでゆ坂」からの寄り付きも良く、街並みに溶け込んだ観光客にも人気の施設です。

駐車場はありませんので、いつもの様に無料駐車場に自動車を止めて、歩いて現地へ向かいました。

入浴しやすい外観は、観光客に人気の要因の一つだと思いますが、コインロッカーの運用方法も素晴らしい。

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コインロッカーを使用すること

脱衣室にはロッカーが2種類あり、半分はコインロッカー、半分は扉のない木製ロッカーが設置されています。

木製ロッカーは地元の組合員の皆様が利用しますが、私たち外部の利用者はコインロッカーを使用することとなります。

コインロッカーはの使用料は100円ですが、それがそのまま渋の湯の入浴料として徴収される仕組みです。

 

観光で別府に来られる方は、旅費や貴重品を持っています。

その様な方々が、自分の荷物に気を使うことなく、温泉を楽しめる点は有り難い配慮だと思います。

入浴料とは別にコインロッカー代を取られない点も、お得感を感じますね。

 

オリジナル湯雨竹

脱衣室の奥に浴室があり、浴室と脱衣室の間には間仕切りなどは設けられていません。

浴室の最奥には、竹製冷却装置「湯雨竹」が設置されています。

湯雨竹は、その施設の湯温や湯量を考慮して設計されており、大量の加水を行うことなく湯の温度を下げることができます。

と言っても熱いときは無理せず加水が必要ですが、水道代が経済的になる優れた設備です。

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メタケイ酸は日本トップクラス

泉質は、鉄輪温泉らしい「ナトリウム-塩化物泉」です。

そして渋の湯は、メタケイ酸の量が多いことで有名で、日本トップクラスの多さと言われています。

メタケイ酸と言えば、化粧水などに含まれている成分で、肌を整えてくれる効果・美肌効果があると言われています。

鉄輪温泉は、メタケイ酸が大量に含まれている温泉が多い為、湯巡りを行う場合はメタケイ酸の含有量を気にしてみても面白いと思います。

さらに泉質は保湿効果のある塩化物泉です。

肌を整えて保湿する、鉄輪温泉はまさに「仕上げの湯」と言えるでしょう。

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最近話題のマナーポスター発見

私が入浴すると、観光客が1名、地元の方が1名入浴していました。

その後すぐに観光客の方は帰りましたが、地元の方曰く、観光客の方は浴槽の縁に座って頭を洗っていたとのこと。

それを注意すると、機嫌を損ねた様で帰ったらしい。

 

別府市において、浴槽の縁は頭を置く場所であり、そこに座ることはNGだと言われています。

さらにその場所で頭を洗うことは、シャンプーなどの泡や汚れが浴槽の中に入りますし、マナーとして良いとは言えない行為ですね。

 

「郷に入れば郷に従え」と言いますし、共同浴場は自宅の風呂ではありません。

他人を思いやる気持ちを持つ必要があると思います。

 

この様なお互いのストレスを軽減させる為に、最近温泉マナーに関するポスターが別府市内の沢山の共同浴場で見られる様になりました。

とても分かりやすいですし、動画も公開されています。

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ニュースにもなっていましたね。

www.yomiuri.co.jp

 

地元の方も湯から上がり、最後は一人でゆっくりと温泉に浸かりました。

この様な良質な温泉が100円で利用できることに、手足を伸ばしてまったり浸かれることに、温泉の恵みに感謝しながら湯を楽しみました。

 

日々の健康は週末の温泉から。

渋の湯、相変わらず良い湯でした。

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渋の湯の基本情報

住所:大分県別府市鉄輪風呂本16

アクセス:東九州自動車道「別府IC」より、自動車で約10分

(施設に駐車場はありませんが、付近に無料開放の駐車場あり)

泉質:ナトリウム-塩化物泉

 

過去記事はこちら

www.kakenagashi.site

 

 

 

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