おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

脱衣室のロッカーの仕様を統一して欲しい件

温泉に入浴する場合、私はコインロッカー(鍵付きロッカー)を頻繁に使います。ロッカーにも様々な種類があり、嬉しいと感じるものもあれば、少しテンションが下がりながら使う場合もあります。今回は温泉・銭湯に欠かせない「脱衣室のコインロッカー」について書いてみました。

 

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コインロッカー(鍵付きロッカー)を使用する理由

当然ですが貴重品の盗難を防ぐ為です。特にスマホや財布、タブレットやカメラ、自動車や自宅の鍵など、人は外出する際に意識せずとも貴重な物を沢山持ち歩いています。有名ブランドの洋服を身にまとっている方もいるでしょう。全て紛失しては困る大切な物です。

 

そして多くの温泉施設には、当然の如く「盗難に関しましては、当施設は一切の責任を負いません」と張り紙が貼られています。盗難された場合、それは自己責任となります。

 

私は温泉を利用する際は、財布に最低限のお金しか用意しない、安物で脱ぎやすい服装を選ぶなど、紛失時のリスクを最小限に抑える配慮は行っていますが、旅行時など必ずしも配慮できないときもあります。その様な場合、鍵付きロッカーの存在は本当に安心します。

 

鍵付きロッカーがない場合の入浴は、正直温泉に集中できません。気が付けば脱衣棚が見える位置に入浴しており、ロッカーの前を人が行き来するだけでも、気になってしまいます。泉質が売りの温泉施設であれば、安心してゆったり温泉を楽しむ為にも、鍵付きロッカーは全ての施設に欲しいものです。

 

ところで、鍵付きロッカーにも様々な種類があることに、皆様は意識したことはあるでしょうか。幾つか例を挙げていきます。

 

無料で利用できる鍵付きロッカー

これが究極です。利用者にとって最高峰の鍵付きロッカーだと私は思っています。全ての施設が無料ロッカーであれば、どんなに嬉しいことでしょう。鍵を掛けた後で、うっかりタオルを出し忘れていたとしても、リスクなしで何度でも開け閉めできます。

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コインが返却されるコインロッカー

鍵を掛ける際にコインを投入して、利用後にコインが返却されるロッカーです。こちらも無料&リスクなしで何度でも利用できるメリットはありますが、「①財布に該当するコインが無い場合は、利用できない」「②返却されるコインを回収し忘れる方が多い」という欠点もあります。①の場合、服を脱いだ後に小銭がない事に気づくと、とても悲しい気持ちになります。②の場合、帰宅中に小銭を回収し忘れた事に気づくと、①以上に切ない気持ちになります。無料で利用できることは嬉しいですが、最後まで安心してはいけません。

  

コインが返却されないコインロッカー

最初から仕方のない事だと諦めることが大切です。徴収される金額が10円であれば、まだ我慢はできますが、100円は少し取りすぎじゃない?と思ってしまうみみっちい私です。

上記に挙げたロッカーより、欠点はさらに増えます。「①財布に該当するコインが無い場合は、利用できない」「②何度も利用できない」「③入浴料とは別に徴収される」

 

①はコイン返却型と同様ですが、②は痛いです。鍵を掛けた後にロッカー内に忘れ物をした場合は、再度コインを徴収されるのです。そして一番ひっかかる欠点が③です。「入浴料とは別に」という部分が、利用者は損した気持ちになってしまいます。だから鍵なしロッカーを使ってしまい、盗難の被害にあってしまう方が出てくるのです。

 

また、入浴料300円と表示されている温泉施設で、入室すると全ての棚が100円投入型のコインロッカーという施設もありました。もちろんコインの返却はありません。この様な場合は、最初から「入浴料400円(内ロッカー代100円)」と、告知してほしいです。300円しか持参しなかった場合、自分の衣服は脱衣室の床などに放置しなければなりません。

 

「盗難に関しましては、当施設は一切の責任を負いません」と書く前に、利用者の心理を考えて欲しいです。

  

お釣りで利用できるコインロッカー

中には、ロッカーの使用について工夫している温泉施設もあります。温泉の入浴料が390円という中途半端な金額の施設。400円で支払うと10円のお釣りが発生します。ロッカーは10円で利用できますので、そのお釣りを利用することができるのです。何度も利用できないという欠点はあるものの、「400円の利用料金に鍵付きロッカー代も含まれる」という印象が強くなり、損をしたという気分になりません。初めて利用した時は、「考えている!」と感心したものでした。

www.beppu-kappanoyu.com

  

入浴料も兼ねたコインロッカー

別府市内の共同風呂のお話しになりますが、脱衣室内にはコインロッカーと扉なしの脱衣棚があり、組合員以外の利用者はコインロッカーを使用する旨の掲示が貼られています。コインロッカーの料金は100円となっており、それが入浴料も兼ねる様になっています。こちらも初めて利用した時は、感心しました。 

www.kakenagashi.site

 

もちろん温泉も素晴らしいです。

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最後に

自分の財布が盗まれないか気にしながら温泉に浸かっていては、素晴らしい名湯でも湯に集中して楽しむことはできません。コインロッカー(鍵付きロッカー)は、温泉施設には大変重要な設備です。しかし「入浴料とは別にお金を支払わなければならない」という点が、どうも気になってしまいます。入浴料にロッカー代も含まれていると、良いのかもしれません。

 

温泉巡りを行う上で、貴重品管理は結構大変です。一緒に入浴していた私の知人に、パンツを盗まれた(間違われた?)という方もいました。入浴後微妙な空気だったのは、言う間でもありません。

 

ロッカーは仕様が良くなれば、設置する費用も大きくなりますし、施設側の運営方法等による考え方もあると思います。もちろん鍵付きロッカーが無ければ、それなりの対応の上入浴は行いますし、コインが返却されないロッカーしか無い場合も黙ってロッカーを使用します。しかし、全ての温泉施設に「鍵付きで何度でも利用できるロッカー」が浸透してくれると嬉しいな~という、温泉好きな人間のちょっとした願いでした。

 

おわり

 

 

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