12月1日に熊本遠征を行い、翌日の帰宅途中に七里田温泉「下湯」に入浴しました。
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ハッと目を覚ますと朝7時。先日はライブの為に熊本市内に行き、ついでに9ヵ所温泉に入浴したのでした。素晴らしい一日だった。さて今日は帰るだけです。道の駅で軽く身支度を整え、大分市に向けて帰宅を開始しました。杷木ICで高速道路に乗り、順調に戻っています。
(早く子どもたちに会いたい、しかし12月1~2日は私の自由に過ごして良いという妻の許可もある。もうしばらく自由に過ごしたい。)
自動車を運転しながら葛藤を繰り返し、結局もう少し温泉に行こうという結論に至りました。途中で高速道路を下り、あの名湯に向かうのでした。
七里田温泉 下湯
下湯は、浴槽の大きさが小さいにも関わらず、あまりにも有名になり過ぎて利用者が多いと感じる温泉です。よって5歳児を連れて家族で利用することは控えていました。しかし、朝早い時間帯、私一人という状況を踏まえて、滅多に利用しない名湯を選択しました。
最初の目的地は七里田温泉「木乃葉の湯」です。下湯は共同浴場となっており、管理は木乃葉の湯が行っています。木乃葉の湯の玄関を入り、券売機で券を購入し、窓口に提出します。料金は500円です。その後1,000円を渡し、下湯の鍵を預かります。
1,000円は入浴後に鍵を返却すると返してくれる仕組みです。なお、下湯には鍵付きロッカーがない為、貴重品は自動車の中に残すなど、注意を行いましょう。
木乃葉の湯の建物から一度出て、案内に従い道を進みます。随所に看板がある為、迷う心配もないでしょう。そして川沿いに建ってある黄色で質素な建物、これが日本トップクラスの炭酸泉が楽しめる温泉「下湯」です。借りた鍵でドアを開け、中から鍵を閉めます。男湯へ行き脱衣室に入ると、既に4名が入浴している様でした。服を脱ぎ、私も挨拶を行いながら浴室に入りました。
浴室内は本当にシンプルなもので、階段を下りるとすぐに浴槽があるのみです。正方形に近い浴槽は、大人6人が入浴すると、もうスペースが無くなるほどの狭いものです。とりあえず、十分にかけ湯の上入浴します。湯は約36℃、全く熱くなくぬるい感じです。
しかし、うぉ!うぉぉ!おぉぉぉぉ!!
思わず「うぉ」の三段活用が飛び出してくるほどの泡の多さ。身体は一瞬にして泡に包まれプチプチシュワシュワ炭酸が弾ける音が聞こえてきます。大分県内には「七里田温泉 下湯」「長湯温泉 ラムネ温泉」「筌ノ口温泉 山里の湯」の三大炭酸泉(勝手に私が呼んでいるだけです)の施設がありますが、個人的な感想で炭酸泉を純粋に楽しむのであれば、この下湯が一番だと感じました。とにかく泡の量が凄い。そして質素!入浴中は、ただ泡との対話を行うのみです。
もちろんラムネ温泉や山里の湯も、下湯にない長所はあります。その日の天気や気分によって使い分けたいところです。
30分も入浴すれば、身体は内側から燃えるように熱くなります。皮膚の表面は熱くない、しかし中は熱い、とても面白い現象です。炭酸泉は二酸化炭素を多く含んだ温泉です。二酸化炭素は気体で、皮膚の表面から身体の中に侵入します。すると身体内の二酸化炭素の量が増える為、脳が酸素を身体中に急いで送る様に指示を出します。その影響で、身体は運動後の様に血液の巡りが良くなり、外はぬるいが中は熱いという面白い現象が発生します。
以上より、炭酸泉は「血行促進の湯」と呼ばれています。入浴後は身体が熱い。温泉に入浴することによる身体の変化がここまで現れると、もう面白くて仕方がありません。入浴後は上機嫌で鍵を返却するために、木乃葉の湯まで戻るのでした。
七里田温泉 下湯の基本情報
電話番号:0974-77-2686
アクセス:大分自動車道「湯布院IC」より自動車で約60分
泉質:含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
pH値:6.3
メタケイ酸:185.6mg
遊離炭酸:1113.0mg
▽泉質はこちら
▽公式HPはこちら
■七里田温泉��「木乃葉の湯」オフィシャルサイト、あの日本一の炭酸泉、長湯温泉以上と高評価の「下湯」(ラムネの湯)もここ!!
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2018.12入浴