12月1日(土)に熊本遠征を行い、熊本県山鹿市の平山温泉「元湯」に入浴しました。
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元湯は6時から営業している温泉施設です。当日は大分市を夜中の3時30分に出発し、高速道路を使い6時10分に到着しました。まず到着して驚いたこと、それは利用者の多さです。広い駐車場には、すでに10台以上の自動車が止まっており、その様に驚きました。(と同時に浴槽の写真も静かに諦めます。)
独泉はできませんが、これ程までに温泉文化が地域に根付いているということなので、凄い現象だと感じました。山鹿市周辺は、温泉愛好家の中でもファンが多い温泉地です。
平山温泉 元湯は2016年11月にリニューアルされ、まだ真新しさが残っていました。中に入ると中央に券売機があり、右側に地元の野菜などが売られているスペースがあり、左側はゆっくり休憩できるスペースがありました。
脱衣所の棚は、無料で使用できるタイプで、有り難く利用しました。脱衣室には温泉分析表がありますので、確認を行います。泉質は「アルカリ性単純温泉」ですが、pH値はなんと9.6!大分県では滅多に出会えない高さです。
pH値はその数値によって下記分類に分けられます。
強酸性:1.9以下
酸性:2.0~2.9
弱酸性:3.0~5.9
中性:6.0~7.4
弱アルカリ性:7.5~8.4
アルカリ性:8.5~9.9
強アルカリ性:10以上
ちなみにpHが最も高い温泉は、埼玉県「都幾川温泉」にあると聞いたことがありますが、一体どれほど面白いものなのか、いつか入浴してみたいものです。
身体が冷えていますので、まずは十分にかけ湯を行います。そして本日1湯目に入浴しました。適温で気持ち良い温泉です。乾いた身体が蘇ります。内湯は大小2つの浴槽があり、小が42℃、大が40℃に設定されていました。
露天風呂も設置されています。流石に早朝はまだ暗く肌寒くい為、当初は露天風呂という気分ではありませんでしたが、いざ入浴してみるととても居心地の良い空間で結構長い時間まったり過ごしました。まだ夜が明けておらず、明るい月を眺めながらの「月見風呂」という乙な入浴もできました。露天風呂は40℃位の岩風呂と、桶の様な丸い浴槽があり、こちらは冷水が溜められていました。
pH値が9.0を超えると、温泉や身体にも特徴が現れます。入浴中は、ぬめり感を感じることができ、湯上り後の肌は面白い位にスベスベです。もちろん源泉掛け流し100%の天然温泉です。
この様な良質な温泉で、露天風呂まであり、大人300円で利用できます。素晴らしい温泉でした。これだから九州温泉道巡りは面白い!!
平山温泉 元湯の基本情報
電話番号:0968-43-2041
アクセス:九州自動車道「菊水IC」より自動車で30分
pH値:9.6
メタケイ酸:59.3mg
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2018.12入浴