下山後の温泉

「おんせん県おおいた」を中心とした温泉ブログ。大分県在住、登山が趣味の温泉ソムリエが、様々な温泉施設を巡ります。

九州オルレ「奥豊後コース」で竹田市の魅力を再発見!

2019年11月23日(土)に大分県竹田市で、とあるイベントがありましたので、家族で参加してきました。

 

「九州オルレフェア(奥豊後コース)」

 

もくじ

 

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九州オルレ「奥豊後コース」

まず「オルレ」とは、韓国済洲島発祥のトレッキングのことを言います。九州全域で21コースが認定されているそうですが、奥豊後コースは九州で初めて認定されたコースとのこと。奥豊後コースは、約12kmの道のりですが、随所にスポットがあり、これがなかなか面白い。改めて竹田市を好きになったのと同時に大分県の地質関係についてにも深く興味を持つキッカケとなりました。

www.welcomekyushu.jp

 

 

豊後竹田駅~朝地駅

豊後竹田駅横の駐車場は満車となっていた為、私は妻と長女を駅に下ろし、徒歩15分程離れている竹田市役所に自動車を止めました。その後、次女を背負って豊後竹田駅へ行き、合流。

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普段自家用車を使う私は、豊後竹田駅を利用するのはおそらく初めてだったと思います。ホームからは、なんと滝を眺めることができました。調べると「落門の滝」という名称らしいです。農業用水という記述も見つけましたが、例え小規模でも初めて観た方は驚きますね。

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朝地駅~用作公園

9時30分からセレモニーが行われる予定でしたが、私たちは1歳の次女の機嫌が気になっていた為、セレモニーには参加せずに出発時間の10時ギリギリに間に合う様に、朝地駅へ向かいました。朝地駅に到着すると既にセレモニーは終わっており、すぐに受付を行いウォークを開始しました。

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私たちは最初から最後尾です。最後尾の旗を持つボランティアスタッフの方と一緒に進みました。お陰で様々な事を教えて頂きました。まるで我が家専属のガイドの様で、凄くお世話になったのでした。

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朝地駅を出発して、まずは案山子たちのお出迎えです。

 

「ようこそ朝地へ」

 

この様子からも、朝地という地域がとても長閑な場所であることが感じられます。朝治は、いつも自動車で通り過ぎていただけでしたが、自分の足で歩いたことにより、私にとって特別な地域となりそうです。

 

用作公園

用作と書いて(ゆうじゃく)と呼びます。岡藩主家老の別荘地だった場所が公園となったとのこと。

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驚きました。敷地内に入った瞬間、世界が真っ赤に染まりました。

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用作公園は、大分県屈指の紅葉の名所らしく、思わず歩くのを止めて、ただただ紅葉を楽しみました。

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家族写真も撮って頂きました。

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用作公園~普光

あぜ道や山道などを通り、次の目的地「普光寺」を目指しました。既に私の頭の中は現在地がどこかわからない状態です。ただ目印や前の方の列などを頼りに進みました。

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ちなみに、目印の形状はこんな感じ。間違っても持って帰ってはいけません。

 

普光

普光寺の摩崖仏は、日本最大の摩崖仏とのこと。摩崖仏の奥の崖に建物がありますが、見物客もそこまで行くことが可能となっています。まるで鳥取県三徳山投入堂」を思い出しました。紫陽花の名所でもあるらしく、次回は紫陽花の時期に訪れてみたいものです。

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ちなみにこの岩壁は、阿蘇山噴火時に発生した火砕流が固まったものとのこと。大規模の自然の息吹と人の営みが合体した素晴らしい文化財です。

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普光寺~十川の柱状節理

摩崖仏を観賞した後は、地元の方々が用意してくれたおにぎりと豚汁を頂きました。登り坂や山道ばかりで、疲れが見えていた長女も元気回復!

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普光寺に到着する前から、お昼寝を行っていた次女も起きて、昼食を頂きました。

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普光寺の休憩場所を最後から2番目位に出発。標高を下げて、川が見えてきました。この時点でやっと半分。自分が歩いている場所が、数年前に発生した大雨で冠水した場所であることなどを聞き、自然の恐ろしさを改めて感じながら進みました。

 

十川の柱状節理

柱状節理とは、火山が噴火して、流れた溶岩が固まり、それが柱状に風化して残ったものと言われています。これも阿蘇山大噴火の名残りです。

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柱状節理と聞くと、私は長湯温泉「山の湯かずよ」を思い出します。浴室の間仕切壁に使われているものが、なんと柱状節理なのです。あの心地良い温泉が無性に恋しくなりながら、川を渡り小休止、登り坂に備えました。 

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www.kakenagashi.site

 

 

十川の柱状節理~岡城

柱状節理から岡城までは、きつい登り坂と聞いていましたが、登山で慣れている私たち(長女を除く)は、「あ、もう終わり」という印象でした。しかし、途中で次女の機嫌が悪くなり、お菓子を上げようと荷物を確認すると、長女が先程の休憩で全て食べてしまっており、数分程次女に泣かれました。これが一番辛かった。

 

岡城

坂を登りつくと、もう目の前は岡城です。

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滝廉太郎の「荒城の月」で有名な岡城ですが、最近NHKの番組にて「日本最強の城」にも選ばれたとのこと。選定理由としては、「石垣の魅力」「城内から眺める阿蘇山やくじゅう連山の眺望」「この様な山城に藩主や家臣が住んでいたという事実」「岡城に惹かれ移住者が出るほどの魅力」などがあったとのことです。

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実際に岡城の石垣の上はとても広くて、これを人が造ったと考えると、ロマンを感じます。残念ながら建物は取り壊されていますが、今もなお残る荒城は格好良かったです。

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子どもの頃に来た時と、今とでは感じるものが違いますね。美しい紅葉も楽しめました。石垣の上は柵がないので、小さな子どもの滑落には十分に注意が必要です。

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岡城~竹田市の城下町~花水月

岡城から標高を下げて、城下町を歩きます。そして改めて竹田市の地形が面白い事に気づきます。岡城は岩の上にあり、街の周囲も大きな岩で囲まれている様な気さえします。私は詳しくないので断言できませんが、これも阿蘇山の火山活動によってできた地形なのでしょうか。

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城下町を歩いていると、キリシタンという文字も幾つか目に入りました。大分県周辺は、大友宗麟の影響でキリシタンが多かったことが予想されますが、キリシタンが弾圧される様になってからは、この崖に囲まれた地形が隠れやすかったのかな?とも感じました。その辺の歴史については私は全く詳しくありませんので、いつか機会を見つけて調べてみて、その知識をもとに城下町を散策してみたいと感じました。

※歴史に詳しくない人間が憶測で語っていますので、参考にしないで下さい

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岡城から約2km歩き、豊後竹田駅まで戻ってきました。そして観光事務所が併設されている温泉施設の「花水月」で無事にゴールすることができました。

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最後に、ずっと最後尾を歩いていたスタッフさんと一緒に記念写真を撮りました。長女と手を繋いで歩いてくれて、お世話になりっぱなしでした。本当にありがとうございました。

 

運動後の温泉は「花水月

「下山後の温泉」と言いたいところですが、今回は登山ではありませんので、「運動後の温泉」です。

私たちは、自動車の中に着替えを置いてきた為、妻と長女にはそのまま休憩をとってもらい、私は次女を背負って市役所まで自動車の回収に行きました。今回のイベントに参加した方は、入浴が無料となっていますので、有り難く利用しました。

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約12kmを歩き、疲れが溜まった身体には、ジェットバスが気持ち良すぎて、抜け出せなくなりました。塩化物泉の保湿効果もあり入浴後は、肌の調子も良かったです。

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入浴後に、夕食のおかずの一品として休憩室横の「丸福」で唐揚げを購入しようと思いましたが、イベント帰りの利用者が殺到したため、唐揚げは売り切れとのこと。代わりにとり天を購入して、帰路につきました。

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1階の売り場では、今回も冷凍ブルーベリーを購入。結構気に入っています。

▽過去の入浴記事はこちら 

www.kakenagashi.site

 

 

最後に

最近の私は、周囲の湯友の影響で温泉のさらに深い分野「地学」にも興味を持つようになりました。竹田市阿蘇山噴火の影響を直に受けた大地であり、柱状節理などの自然の造形を見ることができました。そして竹田市の中心部は、大きな崖がそびえ立ち、静かながらも異様な雰囲気を感じる地域です。

 

そして、視野を大分県全域に広げてみました。玖珠町は切り株の様な山が幾つもあり、由布岳鶴見岳伽藍岳は火山の恩恵として温泉をもたらしてくれます。九重山は今もなお噴煙を上げる硫黄山があり、豊後大野市姫島村などはジオパークに指定される程のエリアです。そして県内には大量の温泉が!

 

大分県は、地学を学ぶ上でとても面白いエリアということに気づきました。私はまだまだ素人で、地学の「ち」の字も知りません。しかし、温泉や豊かな自然と触れ合いながら地学についても少しずつ学んでいきたいと感じました。

 

今週のお題「紅葉」

 

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