所用があって宮崎県宮崎市まで来ました。当日の宮崎市は暑かった。特に今回は早朝に大分市を出発して、少し着込んでいた状態でしたので、気が付けば大粒の汗を流していました。身体が気持ち悪いので、急遽汗を流すことに決めました。
もくじ
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宮崎市中心部に凄く近い名湯
選んだ温泉は、前々から気になっていた温泉施設「湯の谷温泉」です。帰宅時に利用する予定だった「宮崎西IC」を過ぎて左折。さらに進むと集落に辿り着きました。湯の谷温泉は、その集落の奥にありました。
まず外観が凄い。歴史を感じる建物です。鄙びた建物の雰囲気に、良泉の気配をビシビシ感じます。料金450円を支払い、脱衣室に入りました。
脱衣ロッカーに衣服を押し込み、マイ温泉セット(マネニティ含む)を担いで、急いで浴室に向かいました。身体を洗ってから湯に浸かる様に掲示がありましたので、先に湯船に浸かりたい気持ちを抑えて、その指示に従います。
香りと肌触りが素晴らしい!
洗い場は、お湯と冷水が別々となった懐かしさを感じる簡易的なもの。お湯を出すと、仄かに香る硫化水素の香りにテンションが上がります。洗面器の桶に溜まった温泉もヌルヌルします。「これは私が使っているシャンプーの影響か?又は温泉成分の影響か?」と迷う程。
身体を洗い温泉に浸かると、先程感じたヌルヌル感を全身で感じることができました。この肌触りは、やはり温泉成分の影響で間違いありません。
温泉の香りは、浴槽の温泉より洗い場の蛇口から出る温泉の方が強い気がしました。これは蛇口から出たばかりの温泉の方が、空気に触れておらず新鮮な為、当然の事なのかもしれません。
湯から上がる時は、最後に洗い場から出る温泉を身体に浴びて、洗い場の温泉で絞ったタオルで身体を拭いて上がると、通な上がり方かもしれません。実践すれば良かったですが、既に湯から上がって、身体を拭いている最中に気づきました。
とにかくヌルヌル&スベスベする温泉。創業は200年を越えているとのこと。湯守の御主人は、「建物はボロいが、湯は最高」と言っていましたが、お世辞抜きで泉質が良かったです。ご自分でお話しされていた通り、施設の老朽化など、様々な問題があるかもしれませんが、いつまでも続いて欲しいと感じる素晴らしい温泉でした。
最後に、建物の裏にある源泉を直接飲んでみました。冷鉱泉を口に含むと、口の中に広がる硫化水素の香りが凄い。次回はペットボトル持参で訪れよう。
湯の谷温泉の基本情報
住所:宮崎県宮崎市高岡町小山田1392
電話番号:0985-82-2660
アクセス:東九州自動車道「宮崎西IC」より自動車で約10分
泉質:ナトリウム-炭酸水素冷鉱泉
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