おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】明礬温泉 湯元屋旅館~疲弊した身体に活力が漲る良い温泉

とある晴れた日曜日、私はくたばっていました。

 

最近は仕事が忙し過ぎて、帰宅時間も夜遅く、プライベートでも進めなければならないことが山積みであり、流石に疲労が蓄積されていた様です。

 

凄くきつかったですよ。しかし、それでも身体を壊さなかった点は、毎週末に行う週末温泉生活のお陰だと思っています。もう「若さで乗り切る」とは言いえない年齢ですし、日々を通常道理に過ごす為に、体調管理は十分に配慮しなくてはいけません。

 

前日の土曜日も夜中まで働いていました。すると日曜日は、起きる事ができない。身体が激しく休息を求めています。

 

ところが当日は天気の良い休日です。悪魔の様な姉妹が私を起こしにかかります。身体中をくすぐられ、身体の上に飛び乗られ、強引に起こされました。仕方なく朝食を取りながら会話を行います。長女とまともに話すのは一週間ぶりです。どうやら遊びに連れて行って欲しいとのこと。

 

渋々承諾しましたが、おそらくお出かけをしなければ私は一日中眠っていたことでしょう。天気の良い休日に活動しないことは、それもそれでストレスになる困った私です。逆に出かける事が決まって良かったと心の中で思うのでした。

 

もくじ

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「疲弊した身体に良い温泉」とは?

行先は「アフリカンサファリ」に決まりました。年間無料パスを購入していますので、我が家にとってはあまり費用を掛けずに楽しく過ごすことができる施設です。

アフリカンサファリで子ども達を十分に遊ばせた後は、週末温泉です。今回私に必要な温泉は「疲弊した身体に良い温泉」です。

 

温泉選びの際に最初にイメージした温泉は、「疲弊した身体に良い温泉」ですが、その様な適応症(効能)の温泉はありません。よって、「私にとって元気の出る温泉」で脳内を検索しました。もちろんこの様な適応症(効能)もありません。

 

「私にとって元気の出る温泉」について考えを巡らせたとき、自然と辿り着いた次のイメージは「濃い温泉」でした。きっと身体が温泉による刺激を求めていたのかもしれません。

 

ここまで来ますと、候補は幾つか出てきます。塚原温泉「火口乃泉」を真っ先に思い浮かびますが、こちらは一人でゆっくり利用したい。次は明礬温泉です。一つ一つ施設を頭に思い浮かべ、子ども達も利用しやすい、貸切希望、濃い温泉、刺激的という条件を当てはめていき、「湯元屋旅館」に辿り着きました。

 

連想ゲームの流れは下記の通りです。

 

「疲弊した身体に良い温泉」

「私にとって元気の出る温泉」

「濃い温泉」「刺激の強い温泉」

「硫黄泉」「酸性泉」

「塚原温泉」「明礬温泉」

湯元屋旅館

 

明礬泉と硫黄泉

湯元屋旅館は、私が別府市内で5指に選ぶほど好きな温泉です。好き過ぎて、宿泊したこともあります。女将さんと共通の趣味もありますし、それを抜きにしても温泉が素晴らしい。浴室は2室しかなく、それぞれ貸切風呂として利用できます。

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ちなみに女将さんは、大のALFEEファン。ファンの先輩です。私にとってもこちらのロビーは、聖地の様な空間です。

 

入浴できる温泉の泉質は、浴室毎に異なります。片方は白濁硫黄泉、片方は旧泉質名で「含アルミニウム泉」と名がついていたグレーの明礬泉です。昔はアルミニウムの含有量が多い温泉にこの泉質名が付いており、大変希少な泉質でしたが、温泉法の改正により泉質名はなくなりました。泉都”別府”でも、含アルミニウム泉がある温泉は、湯元屋旅館だけだった様な気がします。

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ちなみに塚原温泉「火口乃泉」はアルミニウムイオンの含有量日本第二位の温泉となります。(酸性第二位、鉄イオンは第一位です)

 

湯元屋旅館の明礬泉と硫黄泉は、結構パンチのある温泉ですが、硫黄泉の方が柔らかい印象?がある気がしますので、子ども達もいる為、今回は硫黄泉を選択しました。

 

身体に染み渡る良泉

いざ入浴。こちらの硫黄泉も強い温泉であり、温泉で顔を洗うと、目が沁みて開くことができなくなる位の、酸性泉でもあります。硫黄泉は美肌効果もありますので、肌に真剣に塗り込む様に温泉を楽しみました。

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洗い場がある点にも注目したい。目に入ると沁みる様な温泉で頭を洗うことは、かなり大変です。小さな子どもがいる場合は尚更です。強い酸性泉の場合は、石鹸が泡立たないこともあります。

 

また私も詳しい訳ではありませんが、硫黄泉は美肌には良いですが、頭髪には良くないと聞いたことがあります。髪は温泉とは別の水で洗いたいところ。

 

以上より、洗い場がある点は、凄く有り難い。

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香りが良くて熱々の温泉に肩までどっぷり浸かると、身体に溜まった疲労が温泉に滲み出る様な、そして身体が蕩ける様な気持ち良さがあります。硫化水素の香りがまた最高で、その香りは次の日も身体に残ります。

 

身体が温まる事により、当日はゆっくり休むことができ、次の日以降も身体を壊すことなく過ごすことができました。

 

湯元屋旅館、相変わらず素晴らしい温泉でした。

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湯元屋旅館の基本情報

住所:大分県別府市明礬3組

電話番号:0977-66-0322

アクセス:東九州自動車道「別府IC」より、自動車で約8分

泉質:硫黄泉

 

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公式サイトはこちら

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