はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」
温泉にハマり5年以上経ちましたが、その熱は冷める気配がありません。むしろ私の中で「なくてはならないもの」「身体の一部」の様な存在にまでなってしまいました。
今回は素敵なお題に合わせて、「温泉にハマる10の理由」について書いてみました。
なお、1〜10の項目の最後に、浴槽の写真を載せています。
さて、ついでに問題です!!
これらの施設は、どこでしょう!?
最初は普通にお題を書いていたのですが、せっかく10も項目があることを書きますので、温泉クイズを追加してみました。皆様は何問わかりますか?ヒントは、全て大分県の温泉です。回答は一番下に載せていますので、合わせてお楽しみ下さい。
もくじ
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私が温泉にハマる10の理由
1 ひとつとして同じ温泉はない奇跡
温泉は日本全国に沢山ありますが、似た様な温泉はあったとしても、ひとつとして同じ温泉はありません。また同じ源泉からの引き湯で成分が同じだったとしても、「源泉かけ流し」「加水」「加温」「循環ろ過」などの湯の使い方によって感じ方は異なってきますし、「内湯」「露天風呂」など施設の環境によっても変わってきます。
つまり全ての温泉・施設が、オンリーワンの存在です。そう思いながら温泉に浸かると、特別感が感じられますし、その温泉の特徴を自分なりに感じながら浸かるとなかなか面白いものです。
温泉は、大分県だけでも巡りきれない程ありますし、日本全国単位で考えますと、本当に奥が深い世界です。日本全国をカバーすることは難しいかもしれませんが、せめて大分県の温泉だけでもマニアになりたいです。
2 特殊な泉質はそれだけで面白い
温泉法で定められている泉質は10種類ありますが、大分県ではそのうち8種類が確認されています。身体中に気泡が付着するラムネの様な泉質「二酸化炭素泉」、身体がピリピリして目に入ると染みる酸性泉など、特徴のある個性的な温泉が揃っています。
もちろん硫黄泉、含鉄泉や、良く見かける塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉もそれぞれに特徴がありますし、その特徴がずば抜けて高いと浸かった際の感じ方も面白い位に変わってきます。
そして一番面白い泉質が、単純温泉です。最も成分が薄いと残念な泉質に思われがちですが、その分様々な表情に染まる為、泉質名だけを見て判断を行ってはいけないです。
温泉法に該当する泉質ではありませんが、モール泉も忘れてはいけません。また、大分県では確認されていない放射能泉、含ヨウ素泉も浸かったことがありますが、それぞれ面白い泉質だと思います。
3 健康が維持できる
本ブログと同時に始めた週末温泉生活ですが、5年経過して疲労が溜まりにくくなったと思います。温泉ソムリエの講習で知った内容を書きますが、湯治とは温泉地に滞在して温泉により身体を治すものですが、週末だけの温泉を数ヵ月続けることにより同じような効果が得られるものらしい。温泉に浸かり、体温が上昇することは、免疫力のアップにも繋がります。
週末温泉を始める前は、不規則な生活でいつも身体のどこかが悪かったと思います。もちろん今も体調不良はありますが、身体が疲れていても寝込むことは滅多にありません。
子どもから感染力が強すぎる風邪で、体調を崩したこともありますが、欠勤が年に1回あるかないかですし、1日で復活しますから、温泉の効果は凄いと実際に感じています。
そして精神面ですが、一瞬だけでも頭の中をぽっかり空っぽにする時間は大切なものです。全てを週末の温泉でリセットできるからこそ、日常も体調を崩すことなく生活できていると私は思っています。
4 温泉以外の施設に興味を持つ
温泉を利用しますと、姉妹はソフトクリームが食べたいと言い出します。私は温泉卵が食べたいと思うときがあります。すると温泉の近所にある飲食店について調べ、温泉以外の施設に詳しくなります。本来であれば湯上り後のビールも頂きたいところですが、運転手は飲めません。
また、当日の目的地は温泉だけと決めてしまえば、移動時間が苦痛な子どもは温泉に対してマイナスな感情を持ちます。しかし温泉を公園や観光地、買い物など子どもの喜ぶ場所の「ついで」としてしまえば、子どもは喜んで付いてきてくれます。
その温泉を利用したいと考えると、自然と周辺施設について詳しくなるようです。もちろん毎週末贅沢を行う訳ではありませんよ。
5 歴史・文化を感じられる
「温泉がある」、それは「古くから人が集まる場所」と同じです。多くの文豪が滞在した「長湯温泉」、湯治場として栄え鄙びた雰囲気が堪らなくキュンとくる「湯平温泉」、表情豊かな由布岳と景観に配慮した美しい街並みの「由布院温泉」、圧倒的な湯量で観光地として栄え、今も大分県を代表する観光都市「別府温泉郷(別府八湯)」。どれも同じ大分県の温泉地ですが、特徴が全く異なります。
それぞれの温泉地には、その土地ならではの文化が栄えており、それは現在でも垣間見ることができます。例えば湯平温泉の石畳、別府市内の共同浴場の数、また浴槽の造り方、竹瓦温泉の外観など。
その様な瞬間に出会うと嬉しいですし、益々温泉地を好きになる瞬間でもあります。
6 地学的な事象にロマンを感じる
私の地学好きな知人が呟いた言葉「温泉は地層フィルターからドリップされた地下水」がずしんと胸に響き、地面の下に興味を持つようになりました。
と言っても、私は専門知識を持ち合わせていません。書店で購入した参考書を暇な時間に読み漁る程度ですが、温泉を通じて地下にロマンを感じる様になるとは思ってもいませんでした。
例えば別府市内で湧出している温泉は、火山性温泉に分類され、約50年前に振った雨が火山の伽藍岳のマグマで温められて、断層を通って地表に湧出されていると言われています。それも何重にも重なった地層を通過して、成分が追加又は分解されながら。
50年ですよ、50年!!
ロマンを感じませんか!?
7 アクティブになる
週末温泉を始めた当初は、まさか自分が別府の温泉88ヵ所に入浴して「別府八湯温泉道」の名人に、そして九州各地の対象温泉88ヵ所に入浴して「九州温泉道」の泉人になれるとは思ってもいませんでした。温泉の面白さに気づいて温泉をより追及していますと、気が付くと名人・泉人を目指していました。
巡ることにより、新たな温泉に出会えますし、湯巡りにも一定の指針があった方が巡りやすいものです。今まで達成した湯巡りは、別府八湯温泉道、九州温泉道、奥豊後温泉郷マイスターなど。九州温泉道は、範囲が広い為なかなか大変でした。
黒川温泉の湯巡りも行っていましたが、コロナ禍の影響もあり越県を控えて休止中でした。そろそろ再開したいと考えています。
8 温泉による人との繋がりが温かい
温泉の沼に潜っていきますと、温泉ソムリエ、温泉マイスター、別府八湯温泉道、又はSNSを通じて様々な出会いがありました。そして面白いことに「温泉」という趣味に、年齢、性別、出身地、肩書等は関係ありませんし、「温泉」という共通点より凄く仲良くなれます。それが凄く温かく感じます。
私が出会った湯友さんは、本当に温かい方々でした。忘年会を兼ねてそろそろ会いたいものです。
9 湯上り後の一杯が美味くなる
これは大勢の方に共感していただけると思います。入浴という行為は、体力を使います。汗もかきますし、身体は水分を欲します。この状態で飲むキンキンに冷えたビールに勝るものはない。
しかし、家庭の私は運転手のため、入浴後に飲酒は滅多に行うことができません。この様な場合は、駅に近い温泉が嬉しいですね。大分市の場合ですと、「あたみ温泉」など。駅に近い為、居酒屋も沢山ありますし、飲む場所に困ることはありません。
10 日常が少し豊かになる
今まで書いた内容の「健康」や「知識」などで、日常は豊かになると思いますが、ここでは根本的なことを書きたいと思います。
「温泉を楽しむ」という行為は、「趣味」です。人が自由時間に好んで行う行為、習慣ですから。
趣味を楽しむにあたり、もちろん知識があれば楽しいことは否定しませんが、知識は必ずしも必要ではありません。例えば私はワインが好きで、昔から週末は必ず飲んでいますが、ソムリエの様な専門知識はありません。コーヒーやウイスキーも好きですが、あまり詳しくはありません。
知識が欲しい気持ちがあることは否定しませんが、ただ飲んで楽しい、美味しい、それで良いと思っています。温泉も同様に、浸かって気持ち良い、楽しい、好き、それだけ十分です。
そして「日常」という景色に「趣味(温泉)」というフィルターを重ねますと、何気ない日常の見え方も変わってきます。それが「日常が豊かになる」に繋がると思います。
まとめ
色々と書きましたが、一番大切なことはこちら
「まずは浸かってみる」
世界はそこから始まります。少しでも大勢の方が温泉に興味を持ってくれたら、嬉しいです。
温泉クイズ_答え
もう一度写真を確認したい方は、下記よりご確認願います。
正解したあなたへ一言
10問正解のあなたへ
「さらなる高みを目指して下さい」
9~7問正解のあなたへ
「おぉ!なかなかの通ですね」
6~4問正解のあなたへ
「大分の温泉って面白いでしょ!」
2~0問正解のあなたへ
「興味をもって頂けると嬉しいです」
最後に
はてなブログ10周年、おめでとうございます。
今後とも宜しくお願いします。
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