おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【竹田市】赤川温泉 赤川荘~奇跡の復活!白濁硫黄泉の滝見風呂

とある雨の日曜日、大分県竹田市の温泉施設、赤川温泉「赤川荘」の温泉を利用しました。

 

もくじ

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復活した赤川荘

大分県竹田市の温泉施設である赤川温泉「赤川荘」は、令和2年7月の集中豪雨により被害を受けて休業状態となっていましたが、この度さらにパワーアップして帰ってきました。 

 

過去記事はこちら

www.kakenagashi.site

 

建物に近づくと、まず外観が新しくなっていることに気づきます。建物本体も被害を受けたのかなと思うと悲しくもありますが、それよりも復活してくれて心から嬉しい。

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建物の右奥に滝を見ることができます。「雄飛の滝」という名称で、落差は8mほど。清流の流れと共に、轟々と音を響かせています。また、駐車場付近の滝が見えやすい位置には、東屋も設けられており、滝を楽しむことができます。駐車スペースも整備されました。

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建物の左側では、ちょろちょろと温泉が掛け流されており、飲泉することができます。注目すべきポイントは、水鉢とその周辺に温泉成分が付着して、真っ白に変色しているところです。入浴する前から温泉成分の濃さを感じることができ、これから体感することになる大浴場の温泉が、さらに楽しみとなります。飲泉をしてみますと、硫黄泉の苦みより炭酸(二酸化炭素)の風味の方が強く感じられる点も面白い。

 

温泉分析表だけ見ますと、二酸化炭素泉を示す遊離炭酸は、長湯温泉「ラムネ温泉館」、七里田温泉「下湯」以上の量が含まれています。ただし入浴しても泡付きはありません。(参考とした温泉分析表は古いので、参考程度にお考え下さい) 

www.kakenagashi.site

 

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館内もパワーアップ 

入館すると、下足入れと受付窓口、そして改修されてまだ真新しさの残る休憩スペースがあります。貴重品は、鍵付きの貴重品ボックスを使い各自管理を行います。

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内湯には浴槽が2つあり、温かい温泉(加温されたもの)と冷たい温泉(冷鉱泉)が溜められています。露天風呂は、浴槽が細分化されており、手前が温かい温泉、奥が冷鉱泉となっています。内湯と露天風呂、どちらも温と冷が溜められていますが、赤川荘の温泉はこれを交互に入浴する「温冷交互浴」を推奨しています。

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改修前の露天風呂は全て冷鉱泉でしたが、露天風呂でも気軽に温冷交互浴ができる様になった点は嬉しいですね。

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温泉は、きめ細かい湯の花が乱舞する美しい白濁硫黄泉。香りは胸がいっぱいになりそうな程強く、その香りは次の日まで身体に残っていました。

 

水面すれすれに鼻を近づけて、温泉を吸い込まない様に思いっきり空気を吸うと、胸が詰まりそうになるくらい濃厚な硫化水素の香りに体中が満たされます。幸せ~。

 

調子に乗って何度も嗅いでいましたら、「ぶふぉッ!!」と温泉を鼻から吸ってむせてしまい、しばらく鼻が痛かった。

 

 

 

・・・

 

 

 

ふぅ、

 

 

鼻の痛みも治まり、改めて落ち着いて入浴。

 

正面の轟々と流れる滝を見ながら、温泉に肩までどっぷりつかると満足感が押し寄せてきます。滝の音、清流の音が日常の喧騒を掻き消し、非日常の癒しの世界へ誘います。

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何度も何度も温冷交互浴を繰り返します。この空間をひとり独泉、最高でした。

 

動画もありますよ。こちらからどうぞ。

 

一家にひとつ買って帰りたい石鹸 

赤川荘で売られている石鹸も凄い。アトピーや肌トラブルなどに効果がある赤川温泉、その濃縮温泉水で練り上げられた「奇跡のせっけん」です。自宅に帰っても、赤川荘の温泉の名残を楽しむことができます。


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私も毎日使用していますよ。顔などに使用すると、稀にふわっと硫黄泉の香りを感じることもあり、ふとした瞬間に赤川荘を思い出して嬉しくなります。今回は小さな石鹸しか購入しなかったので、次はもう少し大きな石鹸を買って、自宅でも思う存分泡立てて硫黄泉風味の石鹸を楽しみたいと思いました。

 

赤川荘の基本情報

住所:大分県竹田市久住町久住4008-1

電話番号:0974-76-0081

アクセス:大分自動車道「湯布院IC」より、自動車で約60分

 

泉質:含二酸化炭素・硫黄-カルシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)

pH値:5.3

メタケイ酸:151.8mg

遊離炭酸:2,395.90mg

営業日・営業時間等は、公式HPにて随時更新されていますので、ご確認下さい。

 

akagawaonsen.webnode.jp

 

 

 

お知らせ 

最近インスタを頑張っており、今のところほぼ毎日更新しています。入浴しましたがブログに載せていない温泉が中心ですが、例外もあります。是非こちらもお立ち寄りください。

 
 
 
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