おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【竹田市】赤川温泉 赤川荘~日本トップクラスの硫黄泉!自然のパワーを直に感じる大分の秘湯

とある晴れた休日に大分県竹田市にある赤川温泉「赤川荘」の温泉を利用しました。九重山の麓「赤川登山口」の付近に建っている山荘の様な施設です。こちらの施設は硫黄の冷鉱泉が楽しめる施設として有名で、鉱泉では日本一の硫黄含有量を誇ると言われています。

 

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冬季は路面が凍結する為、赤川荘は休業します。冷鉱泉に浸かりたいという気持ちもあった為、まだ「暑い」と感じる時期に行かなければなりません。その様な点より、今回は私にとって今年最後のチャンスだったと言えるでしょう。

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国道442号を熊本方面へ進み、くじゅう花公園を過ぎてすぐに右折します。しばらく進むと登山口があり、入浴者は登山口手前の駐車場に自動車を止めます。赤川荘までは駐車場から2分程の徒歩で到着します。

 

赤川荘に到着すると、右側に清流が流れており、左側には滝が設けられています。その滝の側には硫黄香る冷鉱泉が掛け流されています。下界は暑かったにも関わらず、赤川荘周囲はひんやりしており居心地の良い環境です。

 

硫黄の冷鉱泉が面白い。水を受けている水槽が白く変色していました。味を確かめてみると硫黄の苦みと温泉卵の風味が口の中に広がります。お世辞でも美味しいとは言えませんが、その分浴室で出会える硫黄泉に、期待で胸が膨らみます。

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玄関を入り正面の受付で料金を支払います。窓口の横では石鹸が売られていますが、これがアトピー性皮膚炎等に驚くほどの効果があると評判です。赤川荘の湯の花は、「日本三大天然湯の花」と呼ばれている程素晴らしい湯の花です。料金は少し高額ですが、気になる方は是非お試しください。

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廊下を真っすぐ進むと脱衣室です。脱衣室の入口前には、男女共用の貴重品ボックスが設置されています。浴室内のロッカーは、鍵がかかりませんので、貴重品はあらかじめロッカーに収納しておきましょう。

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内湯には加温した温かい温泉と冷鉱泉、露天風呂は源泉をそのまま引いた冷鉱泉が掛け流されています。まずは十分にかけ湯を行い、内湯に入浴します。湯は真っ白に濁っており、硫黄香る極上の温泉を堪能できます。程よい湯温と香りにうっとりしてしまいます。白濁の硫黄泉、これだけでもこれだけで満足できますが、源泉をそのまま引いている露天風呂はもっと凄い!

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ある程度内湯に浸かり、露天風呂へ行きました。露天風呂は浴槽内に仕切りがあり、奥が冷鉱泉(冷たい)、手前が冷鉱泉(少し冷たい)と分けられています。便宜上奥の冷鉱泉を1、手前の冷鉱泉を2と表記します。

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鉱泉1のさらに奥には滝があり、水が轟音を立てて流れ落ちていました。赤川荘の露天風呂は、滝を観賞しながら浸かれる、贅沢露天風呂でもあります。ちなみに冷鉱泉1の先は、男女の浴室が繋がっている為、鎖で立ち入り禁止措置の鎖が設けられています。

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鉱泉2でさえも、体毛に硫黄の成分が付着する位濃いですが、冷鉱泉1の方は水中を舞う硫黄成分がさらに大きくなり、滝も一番近くで眺めることができます。可能であれば冷鉱泉1に入浴すべきでしょう。冷たいですが、黒嶽荘や寒の地獄温泉と比べると入浴できないレベルではありません。

 

そしてその次は、内湯の熱い湯に浸かります。温と冷を交互に入浴し、血液の巡りを良くします。温冷交互浴、これが赤川荘の最も効果的な楽しみ方です。泉質名は「含二酸化炭素・硫黄-カルシウム-硫酸塩冷鉱泉」です。ボイラーで沸かしている内湯は二酸化炭素の効果が少ないと思いますが、冷は二酸化炭素の効果もしっかり得ることができます。

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大変素晴らしい温泉で、湯上り後は身体がスベスベし、硫黄の香りは次の日まで残る濃さです。癖になる心地良さ、次はいつ行けるでしょうか。既に赤川荘が恋しいです。

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※浴室内の写真は、湯友のW田さんより頂きました。

 

赤川温泉 赤川荘の基本情報

住所:大分県竹田市久住町久住4008-1

電話番号:0974-76-0081

泉質:含二酸化炭素・硫黄-カルシウム-硫酸塩冷鉱泉硫化水素型)

pH値:5.2

メタケイ酸:81.4mg

遊離炭酸:1,298mg

 

▽泉質はこちら 

www.kakenagashi.site

www.kakenagashi.sitewww.kakenagashi.site

 

▽公式HPはこちら 

久住高原に湧く秘湯 赤川温泉 赤川荘

 

 

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2018.09入浴

 

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