おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【臼杵市】鷺来ヶ迫温泉 俵屋旅館~神秘的すぎる源泉さぎ湯!臼杵を代表する名湯にうっとり

曇り空が広がる休日に、大分県臼杵市の鷺来ヶ迫温泉に行きました。飲泉が有名な温泉地です。

 

もくじ

 

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臼杵市の名湯「鷺来ヶ迫温泉」 

臼杵市大分市の隣に位置しており、私は仕事で何度も訪れていますが、普段の温活でなかなか訪れることがない地域です。これは、私が臼杵市の事を嫌いという訳ではありません。大分市は東西にかなり広い地域で、ただ単に私の住んでいる場所が、別府市大分県西部に行く方が近いというだけです。

 

特に小さな子どもが一緒の場合は、長時間の運転に耐えることができません。私の週末温泉は「1時間以内で、高速道路を使わないで行ける温泉」と限定していますので、なかなか遠い地域に行くことが難しい状態です。一人で飛び出したい気持ちもありますが、家族も大切。よって、行ける時に行こう、又は子どもが大きくなってから連れて行こうと、のんびり構えています。

 

しかし、当日は私一人だったこと、臼杵市付近で用事があったことが重なり、大喜びで臼杵市に向かいました。あの名湯に入浴できるチャンスです。

 

そして辿り着いた温泉地が臼杵市の「鷺来ヶ迫温泉」です。まず温泉地の名称ですが、多くの方は読めないと思います。答えは何だと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

正解は、

 

 

ろくがさこ」と読みます。私も読めませんでした。簡単に「六ヶ迫」と書く場合もある様です。

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かつて一羽の傷ついた白鷺(サギ)が、山奥にある一つの泉に毎日傷を癒しに来ていたこと、臼杵町の禅師の夢枕に白鷺となった御山明神からのお導きがあったことなどから、探索を行い発見された温泉地と言われています。「鷺(サギ)が来た谷(迫)」より、「鷺来ヶ迫(ろくがさこ)温泉」と名付けられたとのこと。

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飲泉が有名な温泉地ですが、俵屋旅館では立ち寄り湯の営業も行っており、実際に入浴することが可能です。入浴時間は16時~18時30分までと限られており、例えプライベートで臼杵市に寄ったとしても、なかなかタイミングが合わずに利用できなかった温泉でした。

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玄関前のブザーを鳴らして、旅館関係者に料金を支払い、建物内に入りました。下階へ進むと、男女別の脱衣室の前には、「源泉さぎ湯」と呼ばれている美しい土色の温泉が溜まった浴槽があります。

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神秘的過ぎます。前を案内してくれていた地元の方のお話によると、夏は入浴している方が多いとのこと。(この時の私は、「夏は」と言われましたので、冬は入浴できないものと判断しました。)

同じ空間には、飲泉をできる場所も設けられています。

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温度が異なる3つの浴槽

浴室には、浴槽が3つあり、「冷たい」「ぬるい」「熱い」と温度が分かれています。熱い温泉は、43~44℃はあったかもしれません。結構熱く感じましたが、日々の温活により、それは快感となって身体を包みます。

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泉質は「含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉」です。熱い温泉は、二酸化炭素が抜けやすいですが、二酸化炭素がまだ残っている冷鉱泉に浸かることができる点も嬉しいポイントです。熱い温泉と、冷たい冷鉱泉を交互に入浴する「温冷交互浴」を気軽に行えます。

 

温冷交互浴は、疲労回復効果があり、血行も促進されます。身体もジンジン温まります。また、二酸化炭素泉自体に血行促進効果がある為、俵屋旅館で行う温冷交互浴は、大きな効果が期待できそうです。

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血行促進は、白血球の巡りが良くなり、ウイルス等に対して素早く駆け付けることが可能となる為、身体の免疫力を高めます。

 

簡単に血行促進できる点より、二酸化炭素の含まれている温泉、温冷交互浴ができる温泉は、今一番注目したい温泉です。世間を騒がせている驚異のウイルスは、感染しないことが大切ですが、万が一感染しても負けない身体にすることも大切だと思います。

(ちなみに、血行促進で一番手っ取り早い方法は、有酸素運動です。)

 

 

素晴らしい温泉でした。

 

帰宅しようと思い、服を着て最後に源泉さぎ湯を撮影していると、サウナに入っていた別の地元の方が、源泉さぎ湯に浸かり、気持ち良さそうな声を漏らしていました。

夏しか入浴できないと思っていた私は、

 

「え~冬でも入って良いのですか?」

 

と聞くと、

 

「良いよ良いよ~、服を脱いで入りなよ!」

 

と誘われてしまいました。

 

 

さっき服を着たのに・・・、そして時間も・・・。

 

しかし滅多に入浴できない温泉・・・。

 

第2ラウンド開始です。

 

ギリギリ我慢できる冷鉱泉「源泉さぎ湯」

もう一度服を脱ぎ、脱衣室を出て、源泉さぎ湯に向かいました。とりあえず男女共用スペースの為、動作はキビキビする必要があります。さぎ湯は冷たいですが、躊躇する余裕はありません。

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鉱泉は、泉温が約20度と言われていますが、体感はさらに冷たく感じました。「冷たい」を通り越して、「痛い」と感じ始めるレベルです。しかし、まだ我慢できます。痛い程冷たい冷鉱泉は、本当に入浴できませんから。 

www.kakenagashi.site

 

浴槽の底には、温泉成分が泥の様に沈殿しており、成分が濃い温泉であることが、実際に体感できます。かき混ぜるとふわっと舞い上がりました。浴槽は、温泉成分の関係でヌメりも感じます。

 

特別な温泉(冷鉱泉)に浸かれる幸福感も合わさり、最後にとても幸せな気持ちになりました。

 

入って良かった。地元の方々とのコミュニケーションは大切です。教えてくれて、有り難うございました。

 

あまりにも気持ち良かったので、後日LINEトラベルjpでもご紹介しました。良かったらこちらもお楽しみ下さい。

www.travel.co.jp

 

俵屋旅館の基本情報

住所:大分県臼杵市藤河内

電話番号:0972-62-3526

アクセス:東九州自動車道臼杵IC」より、約20分

泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

pH値:6.0

メタケイ酸:386.0mg

www.rokugasako.com

 

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