下山後の温泉

「おんせん県おおいた」を中心とした温泉ブログ。大分県在住、登山が趣味の温泉ソムリエが、様々な温泉施設を巡ります。

【別府市】観海寺温泉 いちのいで会館~珍湯!青空の様な美しい温泉!素晴らしい景色を添えて

12月の晴れた休日に、大分県別府市の「いちのいで会館」へ向かいました。温泉大国である日本でも、なかなか遭遇することができない珍しい温泉に入浴します。

 

もくじ

  

 

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景色抜群の高い立地

いちのいで会館は、別府八湯の中の観海寺温泉エリアに位置する温泉施設です。ラクテンチの北側より、急勾配の坂を自動車で駆け上がって目的地へ向かいますが、この坂道の勾配に驚きます。そしてこの様な急傾斜地に、住宅が普通に建てられている点も凄い。徒歩でこの坂を登るのは大変だと思います。


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急勾配の道路を進み、その行き止まりの表示がある部分にいちのいで会館は建てられています。建物の裏側に駐車場が設けられており、駐車場に自動車を止めて、2階へと進みます。

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階段には当日の湯の状況が掲示されていました。料金は、食事込みの金額です。


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いちのいで会館には「金鉱の湯」「景観の湯」、そして景観の湯の上部に位置する「家族風呂」の3ヵ所に入浴する場所があります。しかし、現在金鉱の湯は閉鎖されており、代わりに家族風呂の間仕切壁を取り払い、大浴場として利用できるようになっています。

 

ちなみに金鉱の湯の由来ですが、昔この周辺では金鉱開発を行っており、その跡が残っているとの事。しかし、温泉の噴気が穴に充満して、熱くて中に入れなくなり閉鎖されたそうです。その跡地にできた施設が、湯~園地でお馴染みの「別府ラクテンチ」です。金鉱の湯はNHKの番組「ブラタモリ」でも放送されました。(施設名までは放送されませんでしたが) 

www.kakenagashi.site

 

金鉱の湯と景観の湯は、雰囲気が全く異なりますが、景観の湯と家族風呂は高さが違うだけであり、望める景観に大差はありません。

 

入浴できる温泉は、日によって異なります。

偶数日は男性が「景観の湯」、女性が「家族風呂

奇数日は男性が「家族風呂」、女性が「景観の湯

 

 

青空の様な温泉とご対面

当日は奇数日だったので、私は家族風呂に入浴しました。家族風呂まで行く途中に景観の湯はありますが、中が気になって気になって仕方がありませんでした。

 

もちろん気になったのは「浴槽の様子」や「温泉の色具合」であって、イヤらしい気持ちは一切ありません。しかし、一線は越えてはいけない。警察のお世話になりたくありませんので、残念ながら静かに諦めました。(当然です!)


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当日私が入浴した家族風呂(現在は大浴場)は、脱衣室が3室あり入口も3ヵ所ありますが、浴室間の間仕切壁が撤去されており、3室を浴室の中で行き来することが可能となっています。つまり1つの大浴場に浴槽が3つ、脱衣室が3つあると考えれば良いと思います。

 

浴槽の様子が気になって仕方がなかったので、とりあえず一番手前の入口を開けて、浴室へ向かいました。そしてやっとご対面!色付き具合は、「少し青色」と記載があった浴槽は、見事な青に染まっています。

 

素晴しい!!

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目の前であり得ない現象が発生しています。当然ですが、入浴剤を使用している訳ではありません。

 

温泉が青い!!

 

これで「少し青色」であれば、「青色」の日はどれくらい美しいのだろう。想像しただけでワクワクします。

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この様な美しい青を作り出す「自然」と言う存在に感動しました。青空の青を、そのまま投影しているのか?

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もちろん科学的根拠は、既に調べられています。地上に湧出した温泉が空気に触れて冷えることにより、温泉成分のシリカ(メタケイ酸)が結合して、青色の光を反射するようになります。レイリー散乱と呼ばれる現象です。

 

実は、青空も同じ原理で青く染まって見えています。それを考慮すると、温泉は青空を映している訳ではありませんが、青空の温泉と表現しても間違いではない様な気がしてきます。

 

加水を行うと成分が薄くなりますので、いちのいで会館は温泉を時間をかけて冷やして浴槽に溜めています。溜めたての温泉は透明ですが、時間が経過するとコバルトブルーに変化するとのことです。

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また、スケールが多い為、配管が詰まることが良く発生するとのこと。温泉は生き物と同じ様に常に変化しますし、管理は本当に大変だと思います。いちのいで会館のコバルトブルーの温泉は、施設が管理を徹底した頑張りの結晶です。

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当日はタイミングが良くて、男湯は私以外誰もいませんでした。

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絶景&希少温泉を独り占め!この様な贅沢があっても良いのでしょうか!?

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大分県の郷土料理でお腹を満たす

いちのいで会館は、仕出し屋さんが運営している温泉施設です。入浴料には食事代も含まれており、入浴のみのサービスは行っていません。食事は、入浴前と後を選べることができましたが、私は入浴後を選択していました。

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「だんご汁」は、大分県の郷土料理です。だんご汁の温かくて優しい味に、柑橘系の爽やかさが合わさり、ほっとする美味しさでした。

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最後に1階で料金を支払い、温泉道のスタンプを頂きました。スタンプの色は青でした。温泉の色と合わせたのでしょうか。

 

青く染まる温泉は、本当に数える程しかありません。大変希少な存在です。この価値を知っている影響もあると思いますが、凄くテンションが上がり大興奮の温泉でした。

 

いちのいで会館の基本情報

住所:大分県別府市上原14-2

電話番号:0977-21-4728

アクセス:大分自動車道「別府IC」より、自動車で約15分

泉質:ナトリウム-塩化物温泉

pH値:8.3

メタケイ酸:346.6

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▽公式HPはこちら

ichinoide-kaikan.jimdo.com

 

 

 

おまけ

ちなみに別府市で、青い温泉と言えば「海地獄」「かまど地獄」などが有名です。青い温泉は、本当に希少です。現在日本に何ヶ所あるのでしょうか。

www.kakenagashi.site

www.kakenagashi.site

 

おまけ2

帰宅途中、朝見神社の裏付近でサルに遭遇しました。大分市別府市の境には、野生のサルの生息地として有名な「高崎山」があります。観光地でもあり、間近でサルを観ることも可能です。

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