とある晴れた日曜日は、温かい春の日差しが心地良かった。
まだ淡い新緑
菜の花の香り
自然と連想してしまうのは、湯布院の街並みと、麓から眺める由布岳でした。
そこで当日の週末温泉は、春の陽気に導かれるままに由布市湯布院町へ向かいました。
もくじ
スポンサーリンク
湯布院の共同浴場へ
由布市には5つの温泉地があり、由布市湯布院町には「由布院温泉」があります。
「ゆふいん」の漢字については、下記記事をご参照下さい。
今回は私一人の週末温泉です。よって共同浴場を利用することに決めました。
共同浴場と言えば別府ですが、湯布院町にも味のある素敵な共同浴場が幾つか存在します。
組合員専用の施設もあり、いつか入浴できないものかと狙ってはいますが難しい。
自然と共存した観光地
しかし、観光地として栄えている部分は中心の一部だけであり、残りは田んぼと住宅が混在する長閑な風景が広がっています。
由布市湯布院町は、「景観条例」や「潤いのあるまちづくり条例」などの規制が、他の自治体と比べてかなり厳しい印象があり、その為自然と共存している様な雰囲気があります。
その様なことを考えながら湯布院町へ入りました。
窓を開けながら目的地へ向かっていると、菜の花の香りが漂ってきます。
やはり今日は湯布院で正解だったと、意気揚々と現地へ向かいました。
癒しが詰まった浴室
到着した施設は共同浴場「石武温泉」です。
コロナ禍により、一時期は地域の方限定となっていましたが、今回私が訪れた時は、その様な掲示はなく、規制が解除されたと判断して中に入りました。


浴室内は、脱衣と浴室が一体となった空間で、広々としています。
室内に料金BOXがあり、中に200円を投入して利用します。
浴槽は2槽に分かれており、奥があつ湯、手前がぬる湯となっていました。
ぬる湯は程よい温度でしたが、あつ湯はかなり熱かった。
しかし入浴できない温度ではなく、身体が芯から温まります。
温泉は「アルカリ性単純温泉」の美肌の湯で、湯上り後のスベスベ感もありました。
癖が無いので長時間でも浸かっていたい温泉です。
(その場合は、ぬる湯になりますが)
淡く差し込む日の光
ちょろちょろと掛け流される温泉
美しく管理された浴室
大変絵になる温泉であり、この浴室空間は癒しが沢山詰まっています。


日々の健康は、週末の温泉から。
良い湯でした。
石武温泉の基本情報
pH値:8.1
メタケイ酸:194mg
スポンサーリンク
2023.03入浴