おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【由布市】由布院温泉 加勢の湯~明治14年に建てられた歴史ある共同浴場

とある晴れた日曜日、大分県由布市由布院温泉に行き、共同浴場「加勢の湯」の温泉に浸かりました。

 

もくじ

 

 

スポンサーリンク

 

明治14年に建てられた共同浴場

由布院温泉は、別府温泉郷と共に大分県を代表する観光地です。また由布院温泉は、湯平温泉、塚原温泉、庄内温泉、狭間温泉の5つを合わせて「湯布院温泉郷」と呼ばれるようになり、国民保養温泉地にも指定されています。

 

ちなみに「温泉郷」は温泉地の集まりを指します。詳しくはこちらを。

www.kakenagashi.site

 

別府市程数は多くありませんが、由布院温泉にも地元の方が使う共同浴場は点在しています。観光地のど真ん中にある様な共同浴場もあり、観光客も入浴することが可能です。今回入浴した「加勢の湯」は、観光客が行き交う中心部から少し離れた位置にありますが、100円でどなたでも入浴できる共同浴場です。

f:id:Kazdorado:20200527160510j:image

由布院駅からは、徒歩では少し遠い為、自転車をレンタルした方が便利だと思います。駐車場は設けられていませんが、入浴者は建物前のスペースに駐車しても良いと湯友から聞きました。あまり広いスペースではありませんので、大型車は控えた方が良いと思います。

 

建物は、明治14年に建てられたとのこと。明治14年は、なんと1881年!つまり139年も歴史がある温泉です。(2020年5月時点での計算)

f:id:Kazdorado:20200527160534j:image

前面道路が斜面となっている影響か、建物の高さがあまり感じられず、可愛らしい外観です。入口は男女別となっており、中央に料金箱が設けられています。

 

熱くて適温!元気な温泉

中は、脱衣室と浴室が一体となった空間となっており、日常の喧騒からかけ離れた静けさが漂っています。建物も決して真新しいとは言えません。しかし、それが良い。

f:id:Kazdorado:20200527155237j:image

温泉の温度はやや高めでしたが、私の感覚で加水するほどではありませんでした。十分に掛け湯を行い、湯に身体を慣らして浸かれば問題ありません。

f:id:Kazdorado:20200527155254j:image

やや熱めの温泉で長くは浸かれませんので、分割湯を行いました。丁寧なかけ湯の後に浸かり(一度目)、頭を洗って浸かり(二度目)、身体を洗って浸かり(三度目)、そして湯から上がります。温泉マークの湯気の様に、温泉は三回入ると良いと言われています。

f:id:Kazdorado:20200527155314j:image

泉質は「弱アルカリ性単純温泉」です。メタケイ酸も多めに含まれており、美肌効果のある温泉です。

 

加勢の湯は、決して広い訳ではありません。管理は行き届いていますが、建物も新しい訳ではありません。しかし、心の底からリラックスできる素敵な場所。心も身体も芯から温まりました。

 

 

大杵社の大杉でクールダウン

加勢の湯の付近には「大杵社」と呼ばれる神社があり、境内には樹齢1,000年を越えると言われている大杉があります。湯上り後に立ち寄ってみました。

f:id:Kazdorado:20200527160308j:image

由布院は、自然豊かな場所で、草原の様な山肌、青い空が眩しい地域です。その様な由布院の中にあり、竹や杉が空を覆って静けさが漂う大杵社は、少し異なった雰囲気があります。

f:id:Kazdorado:20200527160405j:image

爽やかな風が心地良い。加勢の湯と合わせて是非お立ち寄り下さい。
f:id:Kazdorado:20200527160410j:image

 

加勢の湯の基本情報

住所:大分県由布市湯布院町川南

アクセス:大分自動車道「湯布院IC」より自動車で約10分

泉質:弱アルカリ性単純温泉

pH値:8.0

メタケイ酸:144mg

 

スポンサーリンク

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

2020.05入浴

スポンサーリンク