おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【別府市】明礬温泉 豊前屋旅館~復活した名湯!明礬エリアを眺めながら良い気持ち

とある雨が降りそうな日曜日、大分県別府市の旅館「豊前屋旅館」の温泉に入浴しました。豊前屋旅館は、別府市内で最も標高が高く、伽藍岳の火口に近い「明礬温泉」のエリア内に建っています。その温泉は、九州温泉道の対象施設としても選ばれる程素晴らしいものです。

 

2016年の熊本地震で被害を受けて、しばらく休業していましたが、見事に復活された宿泊施設です。多くの温泉好きの方々が復興を願い、心待ちにしていました。

 

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明礬温泉の主要道路「国道500号線」より一段上の道路に接している為、初めて訪れる方は道に迷うかもしれません。しかし、明礬温泉というエリアを、さらに奥まで攻めている感じがして、ちょっとしたワクワク感が感じられます。案内に従い道を進むと、真新しい外装の豊前屋旅館に到着します。

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隣には共同浴場の「地蔵泉」が建てられていますが、湯温の低下により現在は閉鎖されています。しかし、煙突から湯気が立ち昇っていた為、ある程度の湯量や温度があることが推測されました。(勝手に想像しただけなので詳細は不明です。)

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地蔵泉、いつか入浴してみたいものです。

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さて、改めて豊前屋旅館を眺めます。美しい外観に横に広くて低い切妻の屋根、看板は堂々とており、ずっしりとした安心&安定感を与えています。

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アプローチは、迎え入れてくれるような抱擁感もあります。玄関を入ると別府八湯と九州温泉道のスタンプが用意されていました。

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浴室は、美しい廊下の突き当りに設置されています。そして中を覗くと・・・、

 

真っ白に濁った、美し~い温泉がありました~!!

 

コレ!コレ!!コレッ!!!硫黄泉〜!!急いで服を脱ぎ、浴室へ入ります。凍える身体には少し熱めでしたが、十分にかけ湯を行い、身体を慣らしてから入浴しました。

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まずは腰まで、その後じわっと肩まで浸かります。熱めの温泉が身体中を刺激して、とても気持ち良い。顔を水面に近づけて、思いっきり深呼吸し、気体になった硫黄成分で肺を満たします。

 

凄く濃い硫黄泉です。あまりの心地良さに、身体がとろけてしまいそう。窓は開け離されており、冷たい風が差し込んでいましたが、その風が火照った身体を冷ましてくれますので、長時間入浴することができました。

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窓からは、主要道路「国道500号線」を眺めることができます。岡本屋の売店に入る為、自動車が列をつくり、由布院やアフリカンサファリに向かう為、多くの自動車が山を登って、逆に下りる自動車もあります。窓の下は忙しい時間が流れていますが、この豊前屋旅館の浴室は、まるで外界から隔離されたかのように静かに時が流れていました。

 

硫黄泉は美肌効果のある泉質です。肌のスベスベ具合が凄い。肌が驚く程滑らかになりました。

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温泉の香りは、次の日も身体から漂っていました。温泉の気配を、翌日も楽しむことができる点も嬉しいです。ちなみに香りは、衣服やタオルにも染みつきます。ふとした瞬間に「(あ!豊前屋旅館!)」と思い出し、頭に硫黄泉が広がります。

とても濃くて美しい、素敵な温泉でした。

 

豊前屋旅館の基本情報

住所:大分県別府市明礬2組

電話番号:0977-66-0537

アクセス:大分自動車道「別府IC」より、自動車で約10分

泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)

pH値:5.1

メタケイ酸:68.1mg

▽泉質はこちら 

www.kakenagashi.site

補足として、豊前屋旅館に限ったお話しではありませんが、硫黄泉はアクセサリーを変色させますので、要注意です。(特に銀系)

 

▽公式HPはこちら

www.buzenya.net

 

 

お知らせ

先日、レバジーズ株式会社様が企画を担当しているコンテンツ「きらッコノート」に、私のブログが載りました。この様な充実したコンテンツで取り上げられることは、ブログを続けていく上での励みにもなり、他の温泉ブログなども閲覧することができて、良い刺激にもなりました。

私のブログをここまで美しくご紹介して下さいまして・・・、本当に有り難うございました。

job.kiracare.jp

 

 

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