とある11月の日曜日、大分県大分市にある低山「高崎山」に登りました。
もくじ
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冬と低山
11月になると、高い山は寒い。
雪が積もりますし、1,800mに届かない九重連山の中枢は、時に3,000m級の寒さになるとも言われています。
そして登山口に辿り着くまでも大変です。
今の私は、登山の為に冬タイヤを買うつもりはありませんが、登山はしたい。
その様な時は、「低山」が良い。
低山について私の偏見の入った印象ですが、夏は「暑い」「虫が多い」「緑が多くて景色が見えない」の三拍子が揃っている気がして、あまり足が向くことはない気がします。
しかし冬になると上記の印象は消えてしまいます。
まさに冬こそ低山の季節だと思います。(かなり偏った意見ですが)
(登山口付近の様子)
5歳児が登れる山
今回は次女が登りたいと言っていた為、家族で登ることとなりました。
5歳児が登れる山として、大人の足で1時間程度で山頂に着く山を選びます。
そして選んだ山が「高崎山」でした。
大人の足で1時間の山は、今までの経験から5歳児は約2倍の時間が掛かります。
高崎山と私
実は、私は高崎山の麓に住んでおり、登山口まで自動車で約10分の距離です。
しかし、今まで高崎山に登った経験はありませんでした。
日常の景色
幾つか原因はありますが、一番は近すぎるが故に魅力を感じていなかった点があると思います。
私にとって高崎山は、生まれたころから見上げている日常の景色です。
休日は、羽を伸ばしたいですよね。
日常から少し離れたいですよね。
猿の生息地
高崎山は、沢山の猿が生息していることでも有名です。
高崎山の登山口付近で、何度も猿の群れに遭遇したことがあります。
自動車に乗っていれば安心ですが、登山中に遭遇したら、昼食を食べている最中に遭遇したらと考えると、少し怖いと思っていました。
5歳児の登山
登山口から山頂までは、大人の足で40~60分程度です。
今回は5歳児が一緒だった為、その倍の時間が掛かりました。
私は全く疲れていませんが、歩くペースが遅いので、身体が温まらずに寒かったのが少し辛かったかな。
子どもと登るのは、道草の繰り返しです。
ビニール袋を片手に、色々なものを拾っていました。
(高山植物などを摘む行為は行っていません)
登山道は「どんぐり帽子」が沢山落ちており、次女はそれを沢山拾っていました。
しかし、周囲にどんぐりが見当たりません。
猿が食べたのでしょうか。
高崎山の登山道は、時々見える景色が絶景過ぎました。
そして「森林セラピーロード」に認定されているだけあり、木々の屋根がある登山道は、凄く気持ちよかったです。
昔は「山城」として使われていた歴史があり、山城の案内板と地形を見比べながら山頂を目指しました。
危惧していた猿の群れは、今回は遭遇しませんでした。
(下山後に一匹見かけましたが)
まとめ
自宅近所の高崎山がここまで面白いとは、想像すらしたことがありませんでした。
「灯台下暗し」とは、まさにこのことだったと思います。
夏に登ることは少ないと思いますが、1時間で登ることができる点などから、トレーニングなど日常的にも登りやすいと感じました。
たまには、海抜0mから登っても良いかもしれませんね。
せっかく麓に住んでいますので、今後は活用していきたいと思います。
ヤマップにて今回の山行の詳細を載せています。
(ただし写真は、スマホのものでは無い為、位置とのズレが生じています。)
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