とある晴れた日曜日、別府好楽の温泉に入浴しました。
好楽の位置は別府駅から海へ真っすぐ下り、国道10号線の更に海側のホテル・旅館街の中に位置します。一方通行が多いエリアなので、事前にナビや地図を確認の上向かった方が良いでしょう。一方通行の流れに沿って進んだ結果、私は何度も国道10号線に排出されたことがあります。
ホテルの玄関には係員が立っています。まずはその方に立ち寄り湯を利用したい旨を伝えます。すると駐車場の位置を教えてくれますので、案内に従い駐車しましょう。自動車から降りて改めて建物を見上げます。
敷地一杯、道路境界線ギリギリまで建てられている影響でしょうか、建物はとてつもなく大きく感じます。そして木目調の縦型ルーバーを正面に設置したりと、モダンで上品な雰囲気も漂っています。建物の配置により、この地域が都市計画上の商業地域であることが推測されます。というか別府市は別府駅周辺も含めて広範囲に商業地域が広がっていたはずです。建物が密集していますからね。商業地域になると角地かつ耐火建築物で建蔽率は関係ないですね。そしてホテルの用途と階数や構造規模から、まず間違いなく耐火建築物でしょう。
とホテルの成り立ちに色々と考えを巡らせながら玄関へ向かいます。玄関前の係員に軽く挨拶を行い建物に入ります。そして開放感のあるエントランスを進み、奥のフロントへ向かいます。
フロントでは数人のスタッフさんがおり、立ち寄り湯を利用したい旨を伝え、温泉道の高段位割引券を提出しました。500円の利用料が無料です。
浴室は1階にあります。ホテルだけありとても清潔感の感じられる脱衣室、そして浴室です。浴槽のど真ん中に太い柱が立っています。柱があることにより奥行きが感じられ、逆に広く感じてしまいましたが、それは私だけでしょうか?
正式な温泉分析表を確認していませんので詳細はお答えできませんが、温泉は「炭酸水素塩泉」とのことです。この周囲は炭酸水素塩泉の温泉が多く湧き出ているみたいで、近隣のホテルも似たような泉質の温泉が湧いています。炭酸水素塩泉は美肌効果のある美人の湯です。肌がツルツルになりますが、入浴後に保湿剤を利用すると更に効果は持続します。温泉は若干黄色く感じます。湯は柔らかい感じがあり、浸かっていて心地良い。
私は終始独泉(※1)状態でした。浴槽の縁に頭を乗せて、ゴロゴロ浮遊浴、位置を移動し浮遊浴、さらに移動しフワフワ浮遊浴と、大空間を全身を使ってのびのび楽しみました。
(※1)独泉:温泉通の間では、温泉を利用する際に他の利用者がいない場合を「温泉を独占する」より「独泉(どくせん)」と呼びます。
▽施設の概要は公式HPをご参照下さい。
▽泉質はコチラ
2017.07入浴