とある晴れた休日に、大分県大分市の「天然町温泉」を利用しました。大分市は東西に広い地域で、天然町温泉はその真ん中あたりに位置しており、私の自宅からは自動車で約25分の移動で辿り着けます。
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主要道路からひとつ奥に入った場所にある為、場所が判明していても辿り着くまでに時間がかかる場合があります。団地の中の道路を通って目的地へ向かいます。特に隣地に建っているラーメン屋方面(目的地の東側)から、自動車で行くことはできませんので、ご注意下さい。歩行者専用道路扱いとなっており、ポールが設置されています。(本ブログの下に添付している位置図参照)
天然町温泉は、無人の温泉施設で、外観もシンプルなデザインです。出入口の反対側(浴室側)は、隣地との高低差がありラーメン屋の方が低くなっていますので、外観写真を撮ると、もれなく空が良い構図で入ってきます。
駐車場に面して男女別の出入口があり、300円をボックスに投入すると鍵が開く仕様となっています。
つまり、忘れ物に十分注意が必要です。アメニティはありませんので、持参しましょう。
浴室は、吹き抜ける風がなんとも心地良い空間でした。その風に乗って、隣のラーメン屋の香りも漂ってきます。食事前の天然町温泉の利用は注意して下さい。窓を開放していると、凄くお腹が空いてきます。
温泉は、大分市に見られる典型的なモール泉で、浴室に絶えることなく注がれています。泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」、pHは8.9のアルカリ性の温泉です。アルカリ性とモール泉、炭酸水素塩泉の組み合わせにより、肌はスベスベに仕上がります。湯に浸かっているときの、肌の滑りも素晴らしいです。塩化物泉による保湿効果もありますので、美肌に嬉しい温泉です。メタケイ酸も豊富に含まれています。
泉温はぬるめとなっており、ずっと長湯したくなる温泉です。当日は私以外の利用者がおらず、この素晴らしい名湯を独泉することができました。足を伸ばし、頭を浴槽の縁に置いて、のびのび浮遊浴。湯に浸かった状態から窓を見ると、青空と白い雲が浮かんでいる様子が見えます。
休日の昼間から、この様な素晴らしい温泉に浸かると、じわじわと背徳感も湧いてきます。昼間から1人で、何も考えず湯に揺られて極楽気分を味わうなど、滅多にないことです。休日って本当に素晴らしい!!
本当に堪らない、贅沢なひと時を過ごすことができました。
天然町温泉の基本情報
アクセス:大分自動車道「米良IC」より自動車で約10分
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
pH値:8.9
メタケイ酸:181mg
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2018.08入浴