おんせん県で週末温泉生活

日々の健康は週末の温泉から。「おんせん県おおいた」の温泉は、心と身体をほっこり癒して整えてくれる感謝の湯。

【大分市】松の湯~趣きある空間で楽しむ、香りの良いモール泉!

2019年10月、仕事帰りに訪れると、松の湯が閉鎖されていました。またひとつ、大分市から温泉がなくなりました。

 

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とある晴れた平日の夕暮れ時、大分県大分市の「松の湯」へ行きました。西大分港周辺にある立ち寄り湯ですが、営業時間が16時~21時(冬は22時まで)と限られており、なかなかタイミングが合わずに利用できなかった温泉です。当日は仕事を定時で上がれて、家にいる娘たちはシャワーで済ましたとのことでしたので、私は迷わず松の湯へ直行するのでした。初利用です!

 

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初めての施設は、どうしてこんなにワクワクするのでしょう!どの様な温泉と巡り会えるのか、楽しみでなりません!

まずは駐車場。しばらく探しましたが、駐車場らしきスペースは見当たりません。仕方なく西大分港の「かんたん港園」の1時間無料駐車場を利用しようと思いましたが、近所のお店でイベントがあるようで、満車状態で止めることはできませんでした。

その様な事で私は諦めません!自動車のハザードを点灯させ、松の湯の番台まで聞きに行きました。すると係の方は丁寧に、別大国道の交差点部分に2台、松の湯の裏にある広場に4台あると教えてくれました。

松の湯は、駐車場完備です!始めから聞きに行けば良かったです。

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急ぎ自動車を駐車して、松の湯に舞い戻りました。今度は料金350円を支払い、レトロ感のある木製鍵付きロッカーに服を押し込みます。(一部鍵なし)

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浴室の天井は男湯女湯が繋がっており、一体となった空間です。浴槽は2槽あり、大きい方が「あつ湯」、小さい方が「ぬる湯」となっています。浴槽の境の下の方に、円い穴が開いているだけの区切りですが、それが良い塩梅で湯の温度に差をつくっています。

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泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」でpH値も高めのモール泉です。結構な濃さがあり、仄かに木々の香りも感じられます。まるで熟成したウイスキーの樽の様な香りです。

森林浴はリラックス効果があると言いますが、目で緑を楽しむ他に、木々の香りで自然を感じることによる効果もあると思います。

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モール泉に浸かる事が、森林浴と同等の効果があるかは不明ですが、モール泉を利用する際は肩までどっぷり湯に浸かり、水面に顔を近づけ、思いっきり香りを吸い上げるようになりました。稀に鼻に水が入り咽ることもありますが、私の定番となっています。その後、頭を浴槽の縁に置いて、目を閉じ、身体の力を抜いて浮遊浴を行います。贅沢な癒しの瞬間です。

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今回は、地元の方ですが私以外の利用者もおり、会話の中で温泉マークの意味について問われました。マルの湯船に3本の湯気が立ち上っている馴染のマークです。私は以前調べたことがありましたので、「湯気は入浴の回数を意味しており、1回目の入浴は軽く、2回目はゆっくりと、3回目はサッと浸かって出るのがよいから」と答えましたが、それは半分正解とのこと。

その方が言う正解は「温泉による入浴の1回目は皮に効き、2回目で筋肉、3回目で骨を、つまり温泉は3回入って効果がある」との事でした。確かにそれも理にかなっています。どちらが正解でも構いませんが、人により様々な考え方もあることが面白いです。温泉好きな方との会話は楽しいです。

その後「だから、たっぷり3回以上浸かって温泉を楽しんで下さい」と、嬉しいお言葉を頂きその方は浴室を後にしましたが、既に私は5回目の入浴中で、そろそろ上がろうと思っていた矢先だったので、湯から上がりにくくなりました。

お陰様で松の湯の温泉をたっぷり味わえました。塩化物泉の効果か、又は単に熱いだけか、湯上り後は汗が止まりません。

良い湯でした~

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松の湯の基本情報

住所:大分県大分市生石港町2丁目1-20

電話番号:097-534-8798

アクセス:JR西大分駅より、自動車で約3分

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉

pH値:8.4

メタケイ酸:189.1mg

 

▽泉質はこちら  

www.kakenagashi.site

 

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2018.09入浴

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