4月7日に大分県別府市の別府温泉にある共同浴場「野口中央温泉」を利用しました。当日は別府八湯温泉まつりの期間中であり、期間限定ですが無料で入浴が可能となっていました。
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7日は日曜日だった為、朝から温泉三昧と心に決めていました。ワクワクしながら別府に到着し、温泉巡り一湯目に選んだ温泉は「野口中央温泉」です。付近にある「野口温泉」「大和温泉」は何度か利用したことはありますが、野口中央温泉は今回初めて利用しました。
野口中央温泉の付近は、何度も通ったことがありましたが、まさかこの建物が温泉だったとは、お祭りのパンフを見てGoogleマップで調べるまで全く気づきませんでした。道路の関係で、敷地も建物も三角形ですが、敷地のスペースを最大限利用して建物が建てられています。
頭の中で「(ここは商業地域で建蔽率が80%の地域?そしてさらに建蔽率の緩和があるのかな?)」と、都市計画上の敷地の状況を推測しながら、建物の中へ入りました。
脱衣室と浴室は一体の空間となっており、浴槽は階段を下りた下部に設けられています。


美しい浴槽には、温泉がちょろちょろと注がれていました。誰も利用していない独泉状態です。壁面に掲示されている温泉分析表を確認してみると、泉質は「酸性-ナトリウム-塩化物泉」とのことでした。
鉄輪温泉方面では珍しくありませんが、この別府温泉のエリア内で酸性泉という点にハテナが浮かびました。実際に入浴してみると、この周辺で利用できる温泉とは、泉質が明らかに違うことを感じました。酸性泉特有のサッパリ感、ピーリング感が確かにありました。
泉質は、保温保湿効果のある塩化物泉でもあります。メタケイ酸も多くて酸性泉でもある為、まさに鉄輪温泉の様に感じました。浴槽は決して大きくはありません。しかし、1人で入浴する分には、十分広い浴槽です。泉質の不思議、別府の温泉の面白さを改めて感じながら、ゆったりまったり癒しのひと時を過ごしました。
この様な場所に温泉があったことに驚き、その温泉が酸性泉だったことに驚き、驚き尽くしの野口中央温泉でした。最後に管理人室部分を覗くと、コインを投入口が設置されていました。こちらの温泉は、外部の方も料金を支払えば入浴可能な温泉のようです。つまり温泉まつり以外でも利用可能と判断しました。是非また利用してみたいと思います。
野口中央温泉の基本情報
アクセス:JR別府駅より、徒歩約15分
泉質:酸性-ナトリウム-塩化物泉
メタケイ酸:593mg
▽泉質はこちら
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2019.04入浴