4月7日に大分県別府市の鉄輪温泉にある共同浴場「みどり湯」を利用しました。普段は組合員しか入浴できない温泉の様ですが、当日は別府八湯温泉まつりの期間中であり、期間限定ですが無料で入浴が可能となっていました。
スポンサーリンク
7日は早朝から湯巡りを行っていました。「野口中央温泉」「競輪温泉」に入浴して、3湯目に選んだ温泉が「みどり湯」でした。駐車場が無い為、自動車を別府大学付近のコインパーキングに止めて、歩いて現地まで行きました。自動車は、鉄輪温泉の無料パーキングに止めても良かったのですが、4湯目に利用したいと考えていた「湯の川温泉」の位置等を考慮した結果の駐車位置でした。
普段は自動車で通過する「やまなみハイウェイ」を歩くことは、思っていた以上に新鮮でした。「湯に浸かって、歩いて次の温泉に行き浸かり・・・」を繰り返す湯巡りは、まさにスポーツの様です。共同浴場が沢山ある別府だからこそできる地域限定のスポーツですね。だから「フロマラソン」という発想に至ったのでしょうか。
フロマラソンとは
別府八湯温泉まつり期間中に行われるイベントです。参加者は別府八湯温泉道に指定されている温泉に浸かり、42.195ヵ所のスタンプを集めなければなりません。(ちなみに小数点以下端数の温泉は、別府駅前の手湯とされています。)その他、ハーフフロマラソンや、超フロマラソンなども用意されています。
さて、汗をかきながら目的地付近までたどり着きましたが、詳細な場所がわかりません。やまなみハイウエイに面していない一つ奥の小道に面しており、探してやっと見つけたみどり湯は、木造の歴史を感じる素敵な建物でした。
中に入ると、脱衣室と浴室は一体となった空間になっており、天井は木造の骨組みや屋根が見えるようになっていました。男女間の間仕切壁は簡易的なもので、つい隣を意識してしまいます。その時は、お祭り目的で県外から来た若い女性と地元のご高齢の方の2名による楽しそうな会話が聞こえていました。
とりあえず隣は気にせずに、私は温泉を楽しみます。温泉は緑っぽく見えます。これがこの温泉施設の名称の由来でしょうか。浴室空間はあまり広くありませんので、脱衣スペースに湯が掛からないように掛け湯を行い、入浴しました。
湯口から浴槽に注がれる温泉は高温でしたが、その量を調節することにより、とても心地の良い温度となっていました。顔を洗うと微かに塩っ気が感じられました。温泉分析表は見当たりませんでしたが、成分の中に「ナトリウム-塩化物泉」の要素があることは、間違いないでしょう。
3人も浸かれば満員になりそうな小さな浴槽ですが、風情があり、とても気持ちの良い温泉です。みどり湯は地元の方専用の温泉で、私たち外来の利用者にとっては、普段入浴できない特殊な温泉です。
記憶に残る様に、時間の許す限り何度も繰り返し入浴し、素晴らしい緑の温泉を心行くまで楽しみました。
みどり湯の基本情報
アクセス:大分自動車道「別府IC」より、自動車で約10分(駐車場なし)
泉質:不明(ナトリウム-塩化物泉の可能性が高い)
スポンサーリンク
2019.04入浴