12月1日(土)に熊本遠征を行い、菊池温泉「清流荘」に入浴しました。
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山鹿市で昼食を食べた後、東に進み菊池市へ入りました。約20分で目的地に到着です。自動車を止めて、まずは旅館の本館らしき建物へ向かいました。清流荘は旅館部分にある内湯と敷地外の外湯の2種類の温泉があり、どちらも九州温泉道のスタンプを押すことが可能となっています。また入浴する場所は違いますが、入浴できる温泉の泉質は、同じというお話を聞きました。
さて、内湯と外湯どちらに入浴するかの選択を求められましたが、私にはどちらが良いか全くわかりませんでしたので、受付の方に選択を委ねました。
「私:ちなみにどちらがお好きですか?」
「受:私は外湯が好きです。」
「私:では、外湯を利用します。」
外湯の敷地内は、広く東屋等も造られていました。まずは一番大きな中央の建物に向かい、受付を行います。券売機があり料金は500円でした。その後九州温泉道のスタンプも頂きました。
浴室は別棟となっており、スタッフの方に案内して頂き、浴室へ向かいました。貴重品BOXはありますが、大きなカバン等は収納することができませんので、大きな貴重品は自動車の中に、そして財布・スマホ・自動車の鍵は貴重品BOXを使用すると良いでしょう。
脱衣室の扉を開けると、他の利用者の下足が見当たりませんでした。「もしや?」と思い浴室を覘いてみると誰も居ません。独泉です!そして素晴らしいロケーション!!木々の奥に見える清流が美しいBGMを奏でています。そしてこの環境に溶け込むかの様に設けられている浴槽(岩風呂)は、雰囲気が素敵すぎて思わず見とれてしまいます。
受付にあった温泉分析表を確認すると、泉質は「アルカリ性単純温泉」でした。とりあえず満足の行くまで写真を撮影し、かけ湯の上入浴。温泉は、癖が感じられない、優しくてとろみのある温泉でした。「癖がない」と記載すると「面白くない」と捉える方がいますが、癖がない事は素晴らしい特徴です。小さな子どもからご高齢の方まで、気兼ねなく入浴できる優しい泉質で、万人受けする温泉だと私は思っています。「単純温泉」こそ実は幅が広くて、凄く面白い泉質です。
周囲の木々も手入れが行き届いています。湯の温度も適温で、時間を忘れて楽しみたい、素晴らしい名湯でした。スタッフさんとのお話しの中で、大浴場は常に利用者がおり、独泉できる機会は少ないということが分かりました。その数少ない貴重なタイミングで、温泉を独泉することができ、当日は本当に恵まれていました。
また清流荘の外湯は、貸切風呂が多い点も魅力的です。全12室あり、料金は1,300円と格安設定です。もし清流荘が私の自宅の近所にあったなら、高頻度で利用していたことでしょう。
清流荘の基本情報
電話番号:0968-24-2155
アクセス:九州自動車道「植木IC」より自動車で約20分
pH値:9.4
メタケイ酸:64.7mg
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2018.12入浴