平成31年4月28日に霧島山に登り、下山後に鹿児島県霧島市にある温泉施設「湯之谷山荘」に寄り、入浴を行いました。
下山後に「霧島新燃荘」に入浴して、2湯目に選んだ施設が「湯之谷山荘」でした。1湯目に続き2湯目も私が入浴したくて仕方がなかった施設です。湯之谷山荘では、2つの源泉があり、それぞれ入浴できる他、その2つの混合泉も入浴できます。つまり3つの泉質を同時に楽しめる施設なのです。
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霧島新燃荘より距離は離れていませんが、湯之谷山荘付近は道が狭く、離合できる場所が限られている為、慎重に進む必要があります。対向車が来ないことを願いながら進むと、山の中に静かに建っている山荘に到着しました。この佇まいから、秘湯感がビシビシ伝わってきます。もう待ちきれません。
案内に従い駐車場まで行くと、自動車が沢山止まっています。時間は午前9時前だったので、宿泊者のものと考えました。9時になり玄関を入り、受付にて入浴したい旨を伝えました。料金を支払った後は、案内に従い2階に上がります。
湯之谷山荘には、貸切風呂もあるようでしたが、今回は大浴場を利用します。あの写真で見た光景を、あの浴槽に早く浸かりたい。
浴室には、3つの浴槽がありました。3人程浸かれそうな浴槽が2槽、1人用の浴槽が手前に1槽設置されています。一番奥が硫黄泉、一番手前が炭酸泉、真ん中が混合泉となっています。浴室は全体的に桧造りとなっている様で、木に囲まれた浴室空間に、静けさと癒しも感じます。
面白い!実に面白い!!
湯之谷温泉は源泉かけ流しに拘っている為、湯量の総量から最も適した浴槽の大きさを検討し、設置されています。ここまでのハード面のこだわりは、なかなかできる事ではありません。
また硫黄泉は源泉温度約46度と高温、炭酸泉は約30度と低温である為、温冷交互浴も可能です。そして、その混合泉は適温という奇跡!これが全て計算されているとすれば、凄いとしか言いようがありません。
今回私が利用した時は、常に浴室に4名程度の方がいる状態でした。炭酸の浴槽は1人しか入浴できませんので、それぞれ雰囲気を察しながら交代で楽しみました。硫化水素の香りも最高!肌もスベスベになり、大満足です。
今回は他の利用者が居た為、浴室は撮影しておりませんが、湯友から頂いた写真を載せています。ありがとうございました。
湯之谷山荘のこだわりは、こちらの掲示からも伝わってきます。
九州温泉道巡りは、驚きがあって本当に面白い!是非また再訪したいと思います。
湯之谷山荘の基本情報
TEL:0995-78-2852
アクセス:JR霧島神宮駅より自動車で約30分
泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)
pH値:5.3
メタケイ酸:124.7mg
営業時間:9時~15時
料金:大人500円
備考:上記泉質は、施設に掲示されているものを記載しました。湯之谷1・2号の混合泉とのことです。
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2019.04入浴