2019年9月8日に「長崎県~佐賀県~福岡県」の日帰り湯巡りを行い、2湯目の温泉として佐賀県嬉野市の嬉野温泉「嬉泉館」に入浴しました。
本来であれば順を追ってブログに残していきたいところですが、2019年8月末に佐賀県を中心に大水害があり、嬉野市も影響が出ていると思いますので、少し前倒してご紹介します。
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今回の大雨では、佐賀市や武雄市、福岡県の久留米市などの広い地域で冠水被害が発生しました。特に一番酷かったと言われている地域が佐賀県の武雄市です。高速道路も壊れてしまい、長崎自動車道は、武雄市から先は行くことができなくなりました。
しかし、災害復旧工事の為、規制中ではありますが、高速道路は既に通過することが可能となっています。その復旧の早さに驚かずにはいられません。関係者の方々、本当にご苦労様です。
(高速道路の規制は、19.09.11現在の情報です。私が現地に行った当日は、まだ通行不可でした)
高速道路は、嬉野温泉まで繋がっています。武雄市同様、交通に関して全く問題が無い事をご報告します。
さて、皆様は「嬉野温泉」という単語を聞いたことが無いでしょうか。嬉野温泉は日本三大美肌の湯と呼ばれており、嬉野温泉の他に、島根県「斐乃上温泉」、栃木県「喜連川温泉」が挙げられています。
嬉野温泉の「嬉泉館」は、九州温泉道の対象施設だった関係もあり、候補地に加えましたが、嬉野温泉を良く知る方によると、実は凄く人気のある宿泊施設で、その泉質に根強いファンが沢山いることを後で知りました。
1湯目の長崎県波佐見町のはさみ温泉「湯治楼」に入浴後、自動車を走らせて約30分で嬉野温泉に到着しました。「嬉野温泉」と聞くだけでテンションが上がっている自分が可笑しく感じます。
ナビに従い目的地に到着しました。駐車場は道路を挟んで反対側に設けられています。1階はピロティのようになっており、玄関は2階にありました。受付を行い、温泉道のスタンプを頂きます。貴重品は受付で預かってくれるそうで、声をかけてくれました。
長い廊下を進み、1階に降りると男女別の浴室があります。そして浴室に入ると、
おぉ!!
インパクトのある狸のお出迎えでした。
(ちなみに男湯と女湯は、浴槽の大きさなど少し違う部分があるというお話を聞きました。)
十分にかけ湯を行い足を浸けると、違いがハッキリわかります。石鹸水みたいなトロトロ感を感じます。温度も熱くなく適温です。浴槽は2つの分かれており、奥は少しぬるくなっていました。
泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉」です。pH値は8.2の弱アルカリ性、メタケイ酸も豊富で128.4mgも含まれています。炭酸水素塩泉と弱アルカリ性による美肌効果を、メタケイ酸で肌を整え、塩化物泉で保湿という理想的な美肌の湯だと思います。
こ、これは、凄いトロトロ感です!
嬉泉館は、嬉野温泉でも数少ない源泉のひとつを自家保有している施設らしく、加水なし、循環はなし、100%かけ流しに拘っている施設です。その為、高温の温泉を一晩かけて冷ましているとのこと。
知れば知るほど、嬉泉館のファンになっている自分に気づきました。天井に反射した水面の影も幻想的で、ゆったり時が流れている様な心地良さもありました。
嬉野温泉を体現している様な宿泊施設「嬉泉館」、これは再訪確定です。是非また訪れたいと思います。
嬉泉館の基本情報
電話番号:0954-43-0665
アクセス:長崎自動車道「嬉野IC」より、自動車で約5分
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
pH値:8.2
メタケイ酸:128.4mg
料金:600円
日帰り温泉営業時間:10時30分~21時頃(混雑時は不可)
▽泉質はこちら
▽公式HPはこちら
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2019.09入浴